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2013年10月 9日 (水)

式年遷宮後の古材の行方

◆今年ほど伊勢神宮の式年遷宮が話題に上がったことはなかっただろう。20年に1度社殿などを一新し、ご神体を遷す「遷御」の儀が2日夜に内宮で、5日夜には外宮で執り行われた。
8年の歳月をかけて木曾の檜の切り出しから、神様に供える調度品や衣服「御装束神宝」など、計714種、1576点を新調。今回かかった総費用は550億円に上るとされている。


Flower1011_3◆皇室の、引いては日本国の総守り神である伊勢神宮だからできること。他の数多の神社ではそうはいかない。もし「常若」の思想が浸透し、すべての神社が「右へ倣え」するならば、国内の材木は無くなってしまうだろう。その総費用たるや想像もつかない。

◆今回の一連の儀式を見て、旧社殿で使われていた古材はどうなるのだろうと疑問を持ったのだが、ちゃーんとその答えは用意されていた。さすが日本文化だ。兄貴が弟に「お古」を譲る様に「もったいない」とか「再利用」の理念が活かされ、全国各地の神社で再利用されるそうだ。前回の1993年の式年遷宮の際も全国169の神社で再利用されたとか。
東日本大震災で津波に襲われた神社は約300に上るという。古材といっても20年しか利用されていない極上の材木だ。今回は東日本大震災で被災した神社の再建に大いに利用してもらいたい。

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