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2013年9月19日 (木)

イスラム教の食のタブー

◆東南アジアからの観光客が増えている。なかでもインドネシア、マレーシアなどのイスラム教徒の多い国からの観光客が急増しているという。マナーの悪い中国や韓国からの観光客は政治・外交問題と絡めて激減したりするから、むしろ歓迎する傾向と言えるだろう。
ただ、問題なのは文化・宗教の違いから、「ツワー中に礼拝の時間が確保されていない」とか「礼拝場にメッカの方向を示す矢印がない」などの不満があがっているという。そのためムスリムを「お・も・て・な・し」するための礼拝施設を空港やアウトレットモール内に設置したり、イスラム圏留学生の受け入れ態勢に工夫をこらす大学も現れた。


◆特に問題なのは、食に対する独特のタブーがあり、イスラム教で禁じられた豚肉や酒を一切使わず、鶏肉や牛肉でも、定められた手順で食肉処理を行ったものなど所謂「ハラールフード」の認証があるものしか食しないという。そのため、約300万円をかけて調理場を改修し、専用調理具を揃えたリゾート施設も現れた。2020年東京オリンピックを控え、ますますこの傾向は強まるだろう。

◆食のタブーについては古今東西、宗教や文化の違い、民族の持つ心理的な背徳感などで様々なタブーが残っている。中には法による強制力を持つ例もあり、これは単なる食文化への迫害や人権蹂躙であると主張される可能性もある。日本には鯨を食べる習慣があったが、「高度な知能を持つものだから止めるべきだ」という主張は、それらに抵触する可能性がないだろうか。多文化主義が浸透している社会(概ね先進諸国)では、特定の宗教や信条によって課せられている「食のタブー」に配慮した食事を選べるようにすることが普通になっている。従って日本がムスリムの食事に対応した配慮をすることは正しいと云えるだろう。

◆何故イスラム教国では豚肉を食べないのか? 要するに「豚肉は不浄である」との考えで、(1)豚は泥の中や排泄物の上でもお構いなしに、転げまわってのたうつ性質を持つ。(2)皮膚の表面が毛で覆われておらず、人間の健康に害を及ぼす汚れが皮膚に付いてしまっている。(イスラム教の考え。表面がウロコで覆われていない海産物であるイカやタコも同様の理由により、禁じられている) (3)豚は何でも食べることで「人間にとって貴重な食物を奪い合う存在」と考えれている。確かにコーラン第二章173節にアッラーが禁じ給うた食物の中に列挙されている。しかし、すべてダメというのではなく、自分から食い気を起こしたり、故意に背くのではなく、止むを得ない場合は罪に値しないとも書かれている。またアルコール類、発酵物も不可であり、そのため漬物や紅茶なども口にすることができないとされる。

◆これらのタブーは、宗教的には適当で、いい加減な日本人から見れば、科学的根拠のない迷信・妄信の類に映るが、我々には計り知れない「体に染みついた何か」があるのだろう。冒頭に書いた「おもてなし」のため、そこまでしなければならないのかと違和感を持つ。外国へ旅行すると云う事は異文化との交流でもある。日本には「郷に入っては郷に従え」という諺がある。外国に行ってまで頑なに自分達の主義、流儀を通すのは如何なものか。本物の日本食に触れ、それを受け入れる柔軟さが、イスラム圏の文化度を高めるものと思うのだが。
(参考資料:ウィキペディア)

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2013年9月19日 (旧暦8月15日) PM8:00 満月度100%の中秋の名月


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