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2013年9月 8日 (日)

祝・2020年東京オリンピック招致決定

ブエノスアイレスで開催された2020年五輪・パラリンピックの最終決定に臨む「東京」のプレゼンテーションを昨夜遅く見た。特に最初に挨拶に立たれた高円宮妃久子さん、パラリンピック陸上日本代表佐藤真海選手、そしてタレントの滝川クリステルさんの女性3人のスピーチが特に素晴らしかった。
本日早朝、決定の瞬間が伝えられた。今までの失敗を教訓に緻密な招致活動と、何よりも正攻法でハートに訴えるプレゼンテーションが功を奏したと云えるのだろう。


初めて皇室関係者がIOC総会に出席した意義も大きい。今までは決まった後に要請されて名誉会長等の職に就くことが多かっただけに、今回その殻を破った。海外では当たり前のことだが、頑迷固陋な宮内庁の垣根を低くした意義は大きい。

開催まであと7年となった。ハード面は日本の技術・経済面でクリアーするだろうが、留意すべき二つの問題点を挙げておきたい。まず第一に選手強化の問題だ。7年後には現在の小中高生が主力となるだろう。それには底辺の拡大が大切だ。才能を発掘する能力と、名伯楽が求められる。何千何万もいて、最終的には、ほんの一握りの選手がオリンピックの舞台に立つことになる。大多数の子供達は出場することが敵わないだろうが、努力した過程こそ将来自分にとって大切なことであり、それがまた日本にとってプラスになることだということを教えて行かなければならない。

もう一点は、安倍総理がプレゼンテーションで宣言した通り、福島原発の事故処理を抜本的に進めなければならない。少なくとも7年後には廃炉作業には入っていなければならないし、福島沖で獲れた魚介類も、安全な食品として流通しているようでなければならない。その課題に向けて安倍総理の強力なリーダーシップが求められる。

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