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2013年9月29日 (日)

最近の気になるニュース(1)

○ 中国に世界最長の海底トンネル建設案が浮上。
黄海の奥懐に当たる「渤海」を両腕で包み込むように遼東半島と山東半島が付き出ている。この両半島を代表する大連市煙台市を結ぶ海底トンネルの建設計画が浮上しているという。トンネルの長さは123kmで、完成すれば世界最長の青函トンネル(53.9km)を大きく上回る。青函トンネルは海底部の長さが23.3km、海底部だけを見ると英仏海峡(ドーバー海峡)が37.9kmと世界一。因みに英仏海峡トンネルは陸上部分も含めた総延長で見ると、50.5kmと世界で2番目の長さとなる。

青函トンネル調査開始から42年、工事着工から24年をかけて1988年に開業した。また英仏海峡トンネルは1855年パリ万博で海峡トンネル模型が展示され、その後着工、中止を繰り返したが、1986年に正式工事に入ってからは8年間の工期で、1994年開業に漕ぎつけた。ただし、その後2度に亘るトンネル火災事故や、経営破たんなど数々のトラブルを引き起こした。

さて、今回の中国の海底トンネル計画だが、政府が認可すれば3年後に着工して2020年代前半に開通すると云う。現在大連~煙台間は高速フェリーで約6時間、車だと約12時間かかる。このトンネルに高速鉄道を走らせ、約40分で両市を繋ぐ構想だが、資金面(約4兆1600億円)の問題もあり、軍事費優先の中央政府の方針から「認可が下りるかどうか、五分五分の見通し」だという。

中国という国は秦の始皇帝から明の永楽帝までの1600年間に亘って営々と万里の長城を築いてきた国だ。それを思えばたやすいことだろうが、今の国民は安全管理の面で不信感を拭い切れていない。「海底で事故が起こったら怖い。乗りたくない」と言う声もあがっている。もっともな話だ。またロシアもシベリアとアラスカを結ぶベーリング海峡トンネル構想を発表。トンネルの長さは約105kmと中国の計画よりは少し短いが、建設費は約5兆円という巨大プロジェクト。社会主義国の巨大プロジェクトは動き出してみないとわからない。

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