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2013年7月22日 (月)

予想通りの参院選

◆「自公圧勝」、「ねじれ解消」、「民主凋落」などの見出しが踊り、予想通りの選挙結果となった。それにしても選挙結果のメディアの速報振りには何と言ったらいいのか。8時投票締め切りと同時にNHK開票速報は次々と当選者を打ち出す。まだ開票もされていないというのに。情報化社会の進展がこういうところにも表れている。昔の選挙速報が懐かしい。

◆さて、「党の命運をかけた戦いだ」などとシャカリキになって訴えた民主、社民、生活、みどり等の細分化した野党各党の敗戦の弁だが、「政策はよかったのだが、浸透に至らず、理解してもらえなかった」と、腹の中では「理解しない有権者が悪いのだ」と云わんばかりの姿勢だ。自分等の主張を通さんがため、分裂を繰り返してきた末路は、身近にいくつも見てきたはずなのに、また同じ轍を踏みたいらしい。

◆民主をはじめとする野党は国民の声が全く読み取れていない。国会議員は国会で議論して、最後は物事を決めて「ナンボ」の世界だ。「自分達の意見と違うからとか、審議すれば多数決で決められるから審議拒否しようとか、ねじれを利用して審議をストップしようとか」、そんなことに明け暮れるから、有権者は愛想をつかしたのだ。審議拒否して仕事をサボタージュする人のために税金を払っているのではない。いくら「正論だ」と本人達が主張しようと、最後は多数決に従わなければならない。数が足りないのは自分達の主張を支持する有権者の数が足りないからだと自覚しなければならない。

◆自民の横暴を阻止するため、野党の力は必要と主張するが、心配はいらない。いざとなったら健全な国民がいる。メディアもある。自分達の地位温存のための野党には自然退場するしか道は残されていない。その兆候は既に表れている。残った野党が再編を目指して、1本に纏まり、与党の対抗勢力を築けというが、それも無理だろう。理念や政策が違い、自己主張の強い連中だ。その失敗例は細川連立政権と先の民主党政権交代と二度も見てきた。

◆また共産党が8議席を得て、新勢力では11と躍進したという。「自民に対抗するのは我が党だけ」と嘯いているが、そんなに有頂天になっていて良いのか。参院選では過去、20や23を占めたこともある。戦後60数年経てもこの体たらくだ。(もっとも延び過ぎても困るが)
東京選挙区から当選したAKB48のメンバーのようなピチピチギャルがいた。本当に共産党?ちょっと気になるね。 それと「原発反対一辺倒」で当選した俳優の山本太郎、若者を政治に関心を持たせたことは評価するが、原発に代わる総合エネルギー政策を持っているのか、原発廃止後の道筋は? 「反対」と叫ぶだけでは済まされないのが政治家だ。風で受かったから風力発電だなんて冗談は言わないだろうが、これからは国会の中で組織の壁と自分の実力、無所属の非力さをいやというほど味あうだろう。6年後も風が吹いているだろうか。


◆しかし今回の参議院選挙を見ても思うことは、いつも弊ブログで主張しているように衆院選のリメイク版をやるのではなく、「本来的な参議院の在り方、必要性の是非、政党の党議拘束の廃止、選挙制度」など根本的なところを議論して欲しい。

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