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2013年7月17日 (水)

ガラスの風鈴

◆夏になると、風鈴の音色・・・「チリン、チリーン」という涼しげな音が、「日本の夏だな」と思わせてくれます。真夏の暑い日でも、風鈴の爽やかな音色を聞くと、「涼風が来たかな」と感じられます。ところがこれは日本家屋という舞台装置があっての話。マンションのベランダではどうもイマイチ風情がありませんな。ベランダはコンクリの天井。サッシの窓ではぶら下げるのも簡単にはいきません。エアコンを動かす時は窓を閉めます。すると風鈴の風情は消えてしまう。やはり風鈴は自然の風にあたってこそ生きてきます。


◆風鈴は日本独特の文化と思いきや、その歴史は古く、世界中に存在するものだそうです。我が国には古来中国から仏教とともに伝わり、お寺の四隅などに掛けられ、魔よけとして使われていたとか。今では様々な色の風鈴が存在しますが、その頃は朱色の風鈴が一般的だったようです。それが時代を超え、風鈴が奏でる透明感のある音色が夏の風物詩として愛されるようになったのですね。材質もいろいろ、鉄・真鍮などの金属から陶器、ガラス製など。音色からいったら南部鉄の風鈴が一番だと思いますが、見た眼の涼しさと云う点ではガラス製も捨てがたいものがあります。

Photo_2ガラスのことを明治の初期まで、ビードロと云いましたが、ポルトガル語のビドロが訛ったもので、その製法は江戸時代に長崎に伝わったものでした。そしてビードロ細工師によって、人形、頑具、薬瓶、酒杯、小鉢などが造られ庶民の間に広まっていきました。
そうした中でビードロの風鈴売りは夏の風物詩となって行きました。


Photo_3◆江戸末期になると蘭学が盛んになり、医療用、理化学用のビードロ器具が造られるようになりました。因みにガラス製品にはギヤマンという言葉がありますが、これはダイヤモンドと云う意味のオランダ語で、細工した高級ガラスを指したものだそうです。そうするとダイヤモンドには本物の天然石から作ったものとガラス製の偽造ダイヤが混在していたことになりますね。余談でした。

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