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2013年7月20日 (土)

続・鯨肉とカンガルー肉

6月28日付け弊ブログで、オーストラリアが日本の調査捕鯨を「商業捕鯨ではないか」と国際司法裁判所に提訴した問題を取上げ、オーストラリアの言いがかりとも思える訴訟に皮肉の意味を込めて「鯨肉とカンガルー肉」のタイトルで記事を書きました。
主旨は鯨肉の美味しさを逆手に取って、豪州の政府高官や反捕鯨団体の幹部を接待して、食してもらおうという半分ジョークとも云える提案でした。これに対して、嬉しいことに早速2件のレスポンスがありました。


どちらも現実的な真面目な御意見で、ある匿名さんからは「知らないで食べさせることは、場合によっては信条の違いを無視した人権に問われる恐れがあるのでは・・」との指摘を受けました。こちらはオーストラリアの一方的な理不尽とも云える訴訟に対して、時事風刺的な漫画の感覚で書いたのですが、仰る通り人権に問われる問題かもしれません。

本稿で言いたかった事は3点ありました。
(1)調査捕鯨で獲った鯨肉を食用に流通させること(法的に認められている)に対して、「何故日本だけが槍玉に挙げられるのか」ということです。オーストラリアのカンガルー肉の商業利用は問題にしなくていいのかという逆の提案をしたかったのです。

(2)反捕鯨の世界的論調の根底には感情的なものがあることは確かですが、仮に鯨が可哀そうだということで、全面的に捕鯨禁止にした場合、鯨の個体数が増えて自然界の食物連鎖が断ち切れ、小魚が不足して、大型魚が激減してしまう恐れはないかということです。即ち動物愛護の精神から鹿や猪の捕獲を制限して、農作物や林業に多大な被害が出てきた事例が想起されます。

(3)日本人の食卓に鯨肉が上がらなくって30~40年が経ちました。我々が子供の頃、学校給食に、家庭料理によく鯨の肉がでました。竜田揚げ、鯨カツ、鯨肉カレー等々。自宅では鯨の刺身やベーコン等。昭和25年から30年代にかけての食料が十分でない時代、鯨は高価な豚肉や牛肉に代わって貴重なタンパク源でした。その味は胃腸に沁みついて、脳裏にインプットされています。今や日本人の半数以上は鯨を食べずに育っているでしょう。従って捕鯨が全面禁止になっても痛くも痒くもないのです。江戸時代から続く、日本の食文化の一端だったのですが、文化を守ろうとする人がいなくなっては如何ともし難いことですね。


たまたまネットで見て長崎の鯨肉販売店から赤身のブロックを2kg取り寄せました。見ると生産地はアイスランド、種類はナガスクジラとなっていました。どうなってるの? 疑問はさて置いて、早速一部を刺身にして頂きました。子供の頃と比べて味はイマイチながら、部位によっては納得。その他何回かに分けて竜田揚げ、鯨カツなどにして食しております。しかし今の人には馴染まないかもしれませんね。さんまが目黒に限るなら、鯨は長崎産に限る?

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コメント

はじめまして。
かなり前になりますが、オーストラリアに旅行した際、カンガルーの肉を初めて食べました。その前に動物園に行ってましたので、ちょっと気にはなりましたが、日本でも牧場で牛を見た後にステーキ食べてますので、そこまで繊細な神経でもありません。ただ、動物園で飼育されている動物を食することへの違和感はありました。
鯨ですが、反対の理由が明確でないことが問題ですね。詳しくは知らないのですが、初めは希少性を取り上げていたのが、今は知能が高い動物だからとの理由なんでしょうか。明確な根拠もなく、頭脳レベルや見た目の可愛らしさなどで差別されるとは、動物の世界も厳しいですね。いつか、人間にも適用されるような時代になることを心配しますが。

シマリス親父 様
的確なコメントありがとうございました。思わずクスリとさせられました。鯨類に関しては知能が高いとか、可愛いとか言われていますが、反捕鯨、妨害、世論工作等で「飯」を食っている連中がいるということですね。そうした連中は正義の味方、調査捕鯨続行国=日本=悪の塊りという図式を描いてPRに努めているんですね。いやはや、如何ともし難い構図になってきました。

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