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2013年5月16日 (木)

中国は他国の事より我が振り直せ

◆橋下大坂市長が言わずもがなの従軍慰安婦問題を発言し、内外で物議を醸している。中国は尖閣諸島で、領海、領空侵犯を繰り返し、挑発行為を止めない。中国も韓国も憲法改正に積極的に取り組もうとする安倍内閣の姿勢と国会議員団の靖国神社参拝をことさら問題化し、世界へ向けて日本が歴史問題を直視せず、あたかも軍国主義へ向けて再突入するが如き悪意に満ちたPRを発信しており、残念なことにそれが世界中を駆け巡っている。

◆日本には昔より、「己のことをPRする事は良くないこと。真面目にコツコツ努力していれば『お天道様』はちゃんと見てくれている」というような伝統精神があって、PRが下手な事はその通りであろう。だが、21世紀の今、それでは通用しないことは誰しも認めているところだ。

◆中国の共産党中央委員会から大学側に対して「報道の自由」、「司法の独立」、「党の歴史上の過ち」、「人権などの普遍的価値」、「公民の権利」など7項目について、一切授業で触れないようにとの機密扱いの通達が出たと、11日付の香港の英字紙が報じた。

◆日本への悪意に満ちたPR発信より、このことの方が余程由々しき問題だ。習近平指導部の言論・思想面での引締め強化策が表面化したようで、中国版ツウィッター微博では、「現在の中国の問題点を党が具体的に認めたものだ」と皮肉る声も出ているが、書き込む傍らから削除されるとのこと。しかしこんなことをやっていて、いつまで共産党一党独裁が続くだろうか。

◆共産党一党独裁体制と云えば、歴代の皇帝支配による独裁体制と本質的には何ら変わりはしない。特に民衆を締め付けた体制ほど短命に終わっている。最初の皇帝による統一国家「」は19年、その後に成立した「」は緩やかに人民を統治したため、前漢・後漢合せて389年と歴代最長の王朝だった。このことも含めて日本から世界に向けて発信してはどうだろうか。

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