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2013年5月11日 (土)

「くさや」の話

◆東京に出てきて、伊豆七島の名産「くさや」というものを食べた時の強烈な印象は忘れられない。まるで田舎の野原の畔道辺りで匂う、例の田舎香水と云うやつを思い起こす。瓶詰めのものも匂いはあるが、焼いて食する干物は、強烈な匂いを周囲に撒き散らすので、文字通り鼻つまみにされる。ましてやそれを食するものはゲテモノ食い扱いにされかねない。しかし一方で根強い人気もある。そうでなかったら、名産として長続きはしなかっただろう。

◆この「くさや」と云う食べ物、一旦口に入れると、不思議な表現し難い余韻を残す。もちろん万人向けではなく、これほど好き・嫌いがはっきり分かれる食品も珍しいだろう。東京農業大学の名誉教授で発酵学の大家「小泉武夫」氏はいろんなTVに出演し、知名度抜群だが、自称・他称「味確認飛行物体、走る酒壺、鋼鉄の胃袋、発酵仮面、ムサボリビッチ・カニスキー」など、あだ名も多い。著書も「発酵食品礼讃」、「食に幸あり」、「くさいはうまい」など多数ある。

◆その小泉氏がくさやを生産する伊豆七島に渡って、とある生産業者から買い求め、海岸に持ち込んで七輪で焼き、それをつまみに日本酒をチビチビ。実にご満悦の様子がTVで放映されていた場面を時々思い出す。そういう訳でもないがインターネットで新島の「くさや」(原料はムロアジ)取り寄せてみた。真空パックのもので焼く必要はないが、封を切っただけで、空気清浄器が匂いを敏感にキャッチして、表示ライトが赤に変わり、勢いよく空気を吸い込む。晩酌のつまみに結構いけるが、御内儀は代わりに鼻をつまみ食事と相成る。

Photo *くさやはマアジもあるがムロアジが一般的なようだ。

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