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2013年2月16日 (土)

ロシアの隕石落下に伴って(1)

◆日本時間15日午後0時20分に、ロシア中部ウラル地方で起きた隕石落下事故について、NASAは大気圏突入前の段階で直径15m、質量1万トンだったと推定されると発表した。ロシアの国防省やタス通信が発表した直径数m、重さ10トン前後だったという情報とはかなりかけ離れているが、上空で爆発、その破片が4ヵ所以上に落下し、衝撃波による負傷者1200人以上、建物への損害は甚大だったという事実は残った。今後詳細な報告が待たれる。

◆併せて、日本時間16日(今朝)午前4時25分、直径45m、推定重量13万トンという小惑星は、高度27,700kmのインド洋上空を、秒速7.8kmの猛スピードで予定通り通過したとの見解を発表した。これは「ひまわり」など静止衛星軌道の内側に入る軌道で、地球の引力圏内である。専門家に問い合わせたところ、地球の軌道と小惑星の軌道の角度、及び小惑星のスピードが重要で、仮に地球を追いかけるようにあとから付いてくる形でもう少し遅ければ、地球の引力の影響を受け、衝突の危険が無かったとは言えないと云う。今回は小惑星のスピードが地球の影響を受けない程の猛スピードであったことが幸いした。小惑星が再び地球に接近するのは2046年。距離は今回の36倍遠い100万キロというから、当分大丈夫ということになる。

◆さて、地球に接近する小惑星の軌道は予測できるが、今回ロシアに落下した隕石のようなものは全く予測が付かないと云う。文字通り天から降って湧いた災難となる。メドベージェフ首相がシベリアで行われている経済フォーラムで「隕石がフォーラムのシンボルになる」と冗談を述べたため、インセキ辞任するとかしないとか・・。冗談はさて置いて、隕石の事を少し調べてみた。その前に小惑星について触れなければならない。

◆火星と木星の間に小惑星帯と呼ばれる部分があることは周知のことながら、番号や符号が付いたものが58万個以上、直径1km以下の小惑星については未発見のものが数10万個あると推測されている。この小惑星群は太陽系が誕生した頃に無数にあった微惑星のうち、惑星にならずに取り残されたものや、一つの天体が何らかの理由で破壊されてできたと考えられるもの等が混在しているという。即ち一度は惑星等を経てきたもの、さらにはこれから星になり得る細かい粒子などが混在し、時に流れ星と見られるものはこの微粒子が多いと謂われている。(続く)

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