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2012年11月14日 (水)

ちゃぶ台返し

◆テレビのコントや漫画の世界で「こんなものが食えるか!」と、オヤジがちゃぶ台をひっくり返すシーンがある。カッコよく豪快だが、実際にやられたら、作った人の気持ち、掃除・後片付け、再び料理する人、様々な人に多くの迷惑がかかるんじゃないかと余計な心配をしたくなる。

◆小さな例だが、それに似たことが近年政治の世界で二度あった。一度目は細川連合政権の時。二度目は3年前の民主党による政権交代である。国民は毎日同じようなメニューを出され、飽きがきて料理人を変えたいと思っているのに、オヤジ(政治家や官僚)は外で、旨い物をたらふく食っている。

◆国民はちゃぶ台返しを望み、それに乗った勢力がついにちゃぶ台をひっくり返した。ところがその後がいけない。どういう料理を作ろうか、中華か、和食か、洋食か、あいつと一緒じゃいやだとか、侃侃諤諤いっこうに決まらない。議論ばかりして話がまとまらない。自分達が作るんだ(政治主導)といいいながら、今までの料理人(官僚)に任せざるを得ない。ついには話が違うといって出て行く人達も出る始末。料理人もちゃんとした指示がでないから、今まで通り自分達に都合のよい料理しか作らない。

◆今度またぞろ、維新の会だか、みんなの党だか、太陽の党だか第三局の結集だとか言って、ちゃぶ台をひっくり返そうとしている。過去の教訓から学ぼうとするなら、予めどういうコース料理を作るかを決めて、家族(国民)に示していないと、ひっくり返された後の、片付けや新しい料理がでてくるまで時間がかかり過ぎ、ハラペコに耐えられなくなる。三度目の正直ならいいのだが、二度あることは三度あるということにならないように願いたい。

◆それにしても民主党という党はどうしようもない党だ。皆で選んだ党首(総理)が解散を匂わせた途端、「ドジョウは泥水の中でも生きていけるが、金魚はきれいな水でしか泳げない。金魚が水槽から飛び出せば死んじゃう」と、3年前「羊頭」を架けてブームに乗って、当選させてもらったk金魚達をかばって、「狗肉」を売ってきた自分達の非は顧みず、「国民の生活より、自分達の議員の存命が一番」とばかり、解散総選挙に猛反対と口を揃えて唱え出した。金魚達は糞のようについていくばかり。大臣まで務めた男が保身のためか維新から出るという始末。総理が解散を決めたと云うのにまだ反対だと騒いでいる連中がいる。もう一度法律を勉強して出直せと言いたい。

◆野田さんは腹を括った。3年前は政権交代という大きな目的で一致したものの、いざ政権担当してみたら、政策の違いが表面化し、ゴタゴタ政局続きになってしまった。それだったら無理して一緒にやることはない。大石内蔵助が、家来衆の真意を確かめ、最終的に50名弱になっても、ことを成し遂げたように、数は減っても真の同士だけで党の基盤を強め、自公と連立すれば政策の一貫性は保たれるのではないかと。そうすればフレッシュだが、素人集団の第三局と対決しても、ちゃぶ台返しに遭わずともすむのではないかと。

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コメント

 石原さんと橋本さんが合流したけど、果たして上手くいくのかしら? 小異と言うけど、二人の政策主張の違いは小異とは思えない。個性が強い二人が、大人の判断で譲り合い協調しあうことが出来るのか?
 自民党も民主党も信用できない、第三極も不安。いったい何を信用したら言いのでしょうか。

個性が強い二人が、大人の判断で譲り合い協調しあうことが出来るのか?---できないでしょうね。今度の総選挙に対する考えは11/18のブログに書きました。

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