2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ

最近のトラックバック

« アメリカ大統領選挙で思うこと | トップページ | ちゃぶ台返し »

2012年11月13日 (火)

猪肉(ボタン)と鹿肉(モミジ)

◆近年、猪、鹿、猿、熊などの野生動物の被害が増え、駆除するには様々な制限が設けられており巧くいかないでいる。特に野生のシカの繁殖は物凄く、富士山麓ではオウムではなく鹿の鳴き声が煩く、樹木の皮が剥がされ、農家の野菜は甚大な被害を受けているという。野生動物の害が増える要因は元を辿れば、人間が彼らの領域に入り込み、彼らの住環境を狭めたことも一因だが、またその償いからか行きすぎた保護が個体数の増長を産み出していると言えよう。

◆奈良公園では園内で育った鹿はマナーがよく(?)その割には糞は辺り構わず撒き散らすが、人懐っこくて観光客の客寄せにもなっている。ところが周辺の野生の鹿が天国みたいな奈良公園に入り込み、ドンドン数を増やしているという。しかもその区別はつかないらしい。困るのは公園関係者や住民だ。

◆猪の肉を「ボタン」というのは「唐獅子牡丹」からきているし、鹿の肉を「モミジ」と云うのは花札の絵札からきている。どちらも江戸後期の文化・文政時代に四谷見附や平河町の獣肉店で繁盛した頃、若者たちが言いだした隠語だった。

◆イノシシの肉を西播磨の舎弟の農園で御馳走になったことがある。これが何とも言えず絶品で、そんじょそこらの高級豚肉とは比較にならぬほど美味だった。モノの本によると、野獣肉は年齢、性別、時期、場所などにより全く味が異なると云う。イノシシの場合「四四が十六、16貫(約60kg)の牝でバージン」に止めを刺すという。生後ほぼ1年半未満で、栄養豊富な若太りのメスに限るというのだ。舎弟宅で出されたシシ肉はおそらくそうだったのだろう。

◆シカの肉に至っては若い頃食べたような記憶しかなく、たぶん赤肉でさっぱりした味だったように覚えている。日本のシカは門戸開放後いち早くアイルランドに送られ、食肉用として増産された。肉質が頗る佳良ということで、そこからオーストラリア、ニュージーランド、アメリカでも増殖していると云う。(以上参照:元林業試験場鳥獣研究所室長 白井邦彦氏「猪肉と鹿肉」)

◆こうしてみてくると、シカもイノシシも害をおよぼすほど増えすぎているのであれば、法を改正し、生産地だけでなくもっと消費者との接点の機会を増やし、まずは味に親しむようPRに努めるなど、様々な打つ手はあるのではないだろうか。

« アメリカ大統領選挙で思うこと | トップページ | ちゃぶ台返し »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

 猪のソーセージも美味しかったですよ。
自分で仕留めた猪を肉屋でソーセージにして貰った・・・と言う人から食べさせてもらったことがあります。
カレーライスや焼きソバに入ったものも出汁が良く出るのか美味かったです。
丸焼きを削いで食べるより、調理したものが美味かった。
 池崎夫人の知り合いから毎年ご招待があるのに、今年は無かった! 猪が獲れなかったのかしら?今年は平戸さんも誘おうと言っていたのに残念!!

鹿対策に狼の導入を! http://japan-wolf.org/content/faq/ 懸念があったら参照

猪や鹿、猿などの対策に狼の導入を! http://japan-wolf.org/content/faq/ 懸念があったら参照

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1299847/47826663

この記事へのトラックバック一覧です: 猪肉(ボタン)と鹿肉(モミジ):

« アメリカ大統領選挙で思うこと | トップページ | ちゃぶ台返し »