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2012年10月 4日 (木)

かつてない人の命の軽さ

◆烏の鳴かぬ日はあっても、「殺人事件、事故死、自殺、孤独死」などの報道がなされぬ日は無い。なかでも親が子供を殺すなど考えられない事件が多発している。こんなことがかつての日本にあっただろうか。人の命がこんなに軽く扱われるようになったのは、昭和の大戦を除いて他にあっただろうか。

◆人類は自由と平等、平和と幸福を求めて尊いあまたの血を流しながら、多くの歳月をかけて民主主義と云う世の中を創り出してきた。人類にとって科学の進歩、文明の発達は未来を明るくし、希望に満ちた社会を創るはずだった。ひところ、90%の人が中流階級と自認した時代もあったが、今の日本の現状はどうだろう。

◆格差社会はますます広がり、若者の失業率は高止まり、高齢者は増え、介護医療など福祉のための費用は、低迷する経済成長とは裏腹に右肩上がり。将来に希望が持てない現状では、子供を産み育てるという本来人間として当り前の行動が、抑制されている現実もある程度理解できなくもない。

◆人の命が軽く扱われるようになった背景には、様々な要因が複雑に絡み合った事情があるだろうが、そのひとつに金権至上主義が挙げられる。また弱肉強食、暴力、性情報の氾濫、弱者いじめ等、様々な負の世相が大きく影響していることは間違いない。また一方で、「いたわり」、「優しさ」、「人の心の痛み」、「自然への尊敬」、「人間としての頼もしさ」といったような教育が十分なされてきたかという教育の問題もある。ところが教育の理念自体があやふやな社会であり、突き詰めれば政治の問題に帰着する。

◆今の政治の動きを見ていると、時計の針が逆に回っているのではないかとさえ思える。教育(道徳を含めた)と科学技術の進展にこの国の未来がかかっている。そのためには政治そのものが大きく進歩しなければならない。誰かが言ったが「政治家はその時の国民のレベル以上の者は出てこない」と。だとすれば、国民のレベルをあげるしかない。それには教育のレベルの向上が必須だが・・なんだか堂々巡りの感が拭えない。

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