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2012年10月27日 (土)

ご都合主義の中国のノーベル賞

◆前日の続きとなるが、中国ほどノーベル賞に対して複雑怪奇な国は無い。今回「文学賞」を受賞した莫言氏に関しても、中国からスウェーデンのノーベル文学賞選考委員の一人に対して賄賂が贈られたとか、返送したとか、別の委員に送ったとかいろんな噂や情報が流れた。選考委員であるスウェーデンの中国研究家は「毎月、作家らから手紙などが届き、賞金はあなたにあげるから、名誉は私がもらいたい」と言ってくる者もいると指摘。同氏は「賞と政治は関係なく、文学としての質が唯一の基準だ」と莫言氏の作品を高く評価したと云う。

◆中国の官制メディアは今回の莫言氏(57)の「文学賞」受賞を大きく報道し、国威発揚に利用しようとした。ところが、一部の人権、民主化活動家達は莫氏を共産党の圧政から眼をそらす「体制派作家」と決めつけ、「ノーベル賞にふさわしくない」と批判した。過去、中華系人物でノーベル賞を受賞したのは8人に上るそうだが、中国国籍で中国政府も認めたのは、今回が初めてとのこと。

◆記憶に新しい処で、2010年に「平和賞」を受賞した劉暁波氏は中国国籍保持者だが、中国はそれを認めず、まだ服役中だと云う。1957年に中華民国国籍で米在住の二人の中国人が「物理学賞」を受賞し、その後二人とも米国籍を修得した。1989年にダライ・ラマ14世が「平和賞」を受賞したが、中国政府が主張する「チベットは中国の一部」という論法でいけば中国人が受賞したはずだが、これを認めていない。また天安門事件で政治亡命し、フランス国籍を取得した高行健氏は、2000年に「文学賞」を受賞した。

◆要するに、中国は自国にとって反体制的なものは一切認めず、都合の良いものだけを認めるというお国柄。ノーベル賞受賞者を増やしたいのなら、言論の自由、結社の自由を認め価値観の多様化を図れば、13億の国民のいる土壌を有する国のこと、過去の実績がそれを示している。しかし、過去に火薬や羅針盤など画期的な発明をし、現代では二番煎じではあるが、人間を宇宙まで運び、核武装、空母まで造り出す技術を擁する国なのに、何故自然科学分野でノーベル賞受賞者が出ないのか?

◆それは「科学」と「科学技術」の考え方の違いにあるのではなかろうか。人間の役に立つとか立たないとかの考える以前に、純粋に自然科学を探究する土壌があるかどうかにかかっている。まして韓国も含め、パクリの文化を恥とも思わぬ国柄だ。まずはそこからの脱却がスタートだろう。

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