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2012年9月 2日 (日)

「ハンガーゲーム」と云う映画

◆映画の宣伝をするつもりは毛頭ないし、観に行くつもりもない。予告編を見て少し気になったので、その辺のところに触れてみたい。米映画「ハンガーゲーム」という映画が今月末に封切られる。ストーリーは近未来のアメリカを舞台に、一部の富裕層だけが住むことができるキャピトルの冷酷な支配者たちが、多くの庶民が住む12の地区から男女一人ずつ、計24名の代表者を選び、殺し合いのゲームを強制させていた。広大な森林の中で、弓矢等の武器を使った死闘は2週間繰り広げられ、TV中継される。最後まで生き延びた一人には巨額の賞金が与えられるという究極のサバイバルゲームだ。

◆原作はアメリカで2,000万部以上のベストセラーとなり、映画化後、4週連続1位になったという触れこみで上陸する。予告編を見ただけでどうこう云うのもおこがましいが、これを見てどこか古代ローマの皇帝時代を連想せずにはおれなかった。大衆の人気取りのため、或いは失業中の多くの一般大衆の気をそらすために、コロッセオや円形劇場で、剣闘士となった奴隷たちを死に至るまで戦わせたり、捕虜や罪人を素手で猛獣と戦わせ食い殺されたり、猛獣同士の戦いを見物して楽しんだというあの時代だ。

◆あくまで未来予想のフィクションであるが、このような途方もない残虐行為を描いたものがベストセラーになり、映画で大ヒットするという現実をどのように見たら良いのか。まさかそういう世の中になることを望んでいる訳ではあるまいが、多分逆説的な表現で人間の愛というものを描いているのかもしれない。このような本や映画が大ヒットする現代の世の中って、いったい何なのだろう、平和だからか?なんだかソラ恐ろしさを感じざるを得ない。

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コメント

 こういう映画を作ろうという人の気が知れない。
観る人は何を期待して観るのでしょう。、又は観た人は心にどんな感情を持ったのでしょう。
人間同士の殺し合いを観せたり、観たりするその心の先に戦争があるような気がします。おぞましさを通り越して、本当に空恐ろしいですね。

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