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2012年9月 7日 (金)

代表選の下馬評(2)自民党編

◆自民党は一昔前の大物同士の一騎打ちというイメージはどこかに飛んで、前回同様何人もの小粒(?)の候補者が名乗りを上げ、背比べしています。谷垣さん、安倍さん、石原さん、町村さん、石破さん、林さんの6人の出馬が取沙汰されております。谷垣さんは賞味期間切れ、安倍さんは健康問題で挫折したイメージの克服と石破さんとの調整の問題、町村さんは自派閥の統治にさえ「?」マークが付くほど。林さんは時期尚早。有力なのは地方党員に人気のある石破さんと党内長老や若手に人気のある石原さんの二人でしょう。

◆個人的には石破さんに期待していますが、どれだけの人材を味方につけるかにかかっています。石破さんは外交防衛ではタカ派と云われる人。日米関係を強化し、今までにない毅然とした態度で中韓に当たるでしょう。国民の支持は上がりますが、当然緊張は高まります。その辺をどう乗り越えて行くのか。安倍さんと手を組み補佐役に回るとの見方もありますが、さて吉と出るか、凶と出るか。

◆石原さんは先輩を立て、調整型の政治で無難に乗りこなすでしょうが、統治機構の改革とか、この国をどういう方向にもっていこうとしているのか、まだよく分かりません。ただ育ちの良さが力強さに欠け、どのように世界と渡り合っていくのか未知数です。その辺の政策をはっきり打ち出すべきでしょう。

◆問題は台風の眼と云われている「大坂維新の会」の橋下氏の動向。本人が党首になることを明言しましたが、大阪市長と大坂都構想の実現と国政である「維新の会」の党首との三役を賭けてやると張り切っておりますが、スーパーマンでもあるまいし、疑問符がついて当然でしょう。近々予想される総選挙での国会の「維新の会」の代表を誰にするのか。間違って過半数をとるとその人が総理大臣になることさえあり得るのです。中田氏か、東国原氏か・・・。

◆それを避けるために、本人が1年も経たない大阪市長の職を投げ打って国政に出てくるでしょうか。とすれば、先に一敗地にまみれた平松氏が虎視眈々と後釜を狙ってくることは確実。ではあの大阪市長選は何だったのか?橋下氏に投票した大坂市民の気持ちはどうなるのでしょうか。維新の会から国政に出るには1,000万円の資金を自己負担し、落下傘として縁もない選挙区に立候補することも避けられません。ブームに乗って当選したとしても、海千山千の官僚たちと渡り合い、維新八策の方向にリードしていけるだけの人材を200人も集めることができるのか、はなはだ疑問です。国民は新しいブームに乗せられやすい一面を持つと同時に、約束が違えば失望して、見離してしまうことを何度も経験しています。

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コメント

 国民が目先のことしか考えない小粒が多くなったから政治かも小粒ばかりになったのでしょう。
政治家が小粒で無能者ばかりになったから役人がでたらめを平気でするようになったのでしょう。
役人がでたらめをするから、国民が真面目をばかばかしいと思い浅はかで自己中心になるのではないかしら?
 堂々巡りで堕落のスパイラルにはまっています。
まずは国民が政治を真面目にしっかりと考え成長するべきですよね。

「堕落のスパイラル」--うまい表現ですね。「まずは国民が政治を真面目にしっかりと考え成長するべきですよね。」
--仰るとおりです。近々予想される総選挙をそのきっかけにしたいのですが・・・。

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