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2012年8月 8日 (水)

「悲観主義と楽観主義」(続き)

◆先日のこの欄で「悲観主義と楽観主義」というテーマで小文を書いた。今の日本
の政局を見て、国民は楽観主義になるだろうか、それとも悲観主義に陥るだろう
か? つまり、日本の膨大な借金、少子高齢化社会に向けた安定的社会保障制
度の確立、そのための財政手当(税制改革)・・・それらは誰が担っても避けて通れ
ない問題だ。それがやっと与野党で長時間議論をし、ようやくその問題の端緒につ
いたばかりと云う時に「やれマニフェスト違反だ。そのその前にやることがあるはず
だ。国民に信を問え」等云々。


◆ついには小党の党首達が集まって、「衆院に内閣不信任案だ、参院には、問責
決議案だ」と息まき、ついには自民党もこの騒ぎに巻き込まれた。どうやら現内閣
を総辞職させ、解散・総選挙に持ち込もうと云う算段らしい。その面々を見ると、共
産党から、みんなの党、国民の生活が第一というけったいな名前の党まで、よくぞ
一緒になり得ると思える政党が6つも7つも、普段の主義主張に関係なく、内閣を
倒すとの一点で手を組もうとしているのだ。


◆長い間、国会内で多くの時間と税金をかけて議論し、一定の方向を出したのは
一体何だったのか?これを「ご破算で願いましては・・」で新たに一からやり直そう
とするのか。それをまとめられるリーダーがいるのか?ここ数年、毎年秋の年中
行事になった感がある政界のゴタゴタ劇。表向き国民のため、その実、自分達の
地位安定が第一の姿が見え見えだ。


◆北岡伸一氏が書いていたが、ドイツでは「建設的不信任」と云う制度があって、
次の首相について合意がなければ不信任案は出せないという。これは素晴らし
いといえるが、当然と云えば当然だ。烏合の衆が集まって、党派を超え、よりまし
なリーダーが選べるだろうか。皆ドングリの背比べで、これという人物が見当らな
い。もしいたとしてもすぐ足の引っ張り合いになるだろう。国益より自党の利益、
自党の利益より自分の利益が第一の政治屋達に出来るわけがない。益々混乱
し外国から愛想をつかれるだろう。こんな日本の政治を見て国民は「楽観主義」
になるだろうか、「悲観主義」になるだろうか?

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