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2012年8月27日 (月)

だから中国・韓国に舐められる。

◆韓国の李明博大統領が竹島に上陸し、次いで天皇陛下への謝罪を要求。また香港活動家(中国の糸引き)の尖閣諸島への不法上陸等に対して、衆院は全会一致で抗議する決議案を採択した。同案は今週にも参院で採択される見込みだが、野党はこぞって野田内閣問責決議案を提出するという。同案は可決される見込みで、解散総辞職に応じなければ全ての審議をストップするという。ここでまた、何も決まらない、何も決められない政治がしばらく続くことになる。

◆外国から見てこれほど分かりにくい政治は無いだろう。野田総理は国民に向かって民主党としては初めて強い口調で「韓国の不法占拠、中国の領海侵犯を批判し、対応を強化する」と訴え、国会も同調したにも拘わらず、引きずり降ろそうとしているのだ。こうした国内の政局の動きでコロコロ変わる日本の政治の動きを何度も見ているので、韓国や中国に舐められるのだ。

◆国民の暮らしへの影響を考慮して補正予算を通し、且つ最高裁から1票の格差是正を勧告されて、「0増5減と衆院の定数40削減」を図ったにも拘わらず、それらを無視し、たなざらしにしようというのだ。自公民で協議し、なんとか可決した「社会保障と税の一体改革」法案まで、責任を放棄するのだろうか。ここで解散総選挙に追い込むならば、新しい政権が軌道に乗るまで約2か月近くの政治空白を生むだろう。そこにまた中国・韓国に付けこまれる隙を与えることになる。今は一丸となって外交防衛問題に取り組まねばならない時ではないのか。

◆それでも総選挙をするというのであれば、「1票の格差問題は関係ない」とばかり、最高裁の判断を無視していることになる。今まで「違憲状態ではあるが、選挙自体は有効だ」という判断を繰り返してきたから、議員の方も軽く見ているのだ。今度こそ総選挙を強行するならば「無効、やり直し」を命じると予め示唆してもよいはずだ。メディアの姿勢もよくない。「0増5減」の話は横に置いて、はやくも小選挙区300議席の予測を報じ始めた。これで解散風が起きない筈はない。このまま総選挙が行われるならば次はどんな形の政権になるのか、国民には全く分からない。議員自体も己の当選と党の伸張にしか関心が無いのだから。

◆安倍元総理が橋下大坂維新の会代表と会談し、「維新の会」の国会での顔になってくれという要請を断ったと云う話が伝わった。また、橋下氏に寄り添ってくるいろんなグループに「国会議員定数を480から240に半減する」という公約に賛同するかどうかを試すという。殆どが尻込みしている様子だが、これも大衆受けを狙った話で、実現するにはまず維新の会が今の480の過半数を取る必要がある。そのうえで、定数半減法案を提出し、可決しなければならない。そうなると折角当選した維新の会の一期生の半数が辞職しなければならなくなる。そういう風には事は運ばないだろうと承知しているからこそ、大衆受けする定数半減を打ち出しているのだろう。

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