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2012年7月10日 (火)

オリンピック雑感(前)

◆まだ先の事と思っていたら、第30回オリンピック・ロンドン大会は今月末の27
日から開催されるとのこと。暑い夏が、より熱くなることだろう。
「オリンピック」というものを始めて認識したのは、1952年(昭和27)、小学3年の
時だった。第15回ヘルシンキ大会で、日本は戦中・戦後を経て16年振りに参加
した。この時、近所の兄さんが深夜のラジオの短波放送を聴いて、朝眠い眼を
こすりながらブツブツ云っていたのを思い出す。この大会でレスリングの石井
庄八選手が唯一金メダルを取ったのを少年雑誌で知った。


◆小学校の高学年になった時、第11回ベルリン大会の記録映画を学校から
観にいった。1936年(昭和11)8月に行われたこの大会は、ヒトラーが国を挙げ
てナチスドイツのプロパガンダに利用した大会で、大会場を埋め尽くした大観
衆、軍隊的に行進する選手団・・すごい大会なんだということは良く分かった。
何よりこの大会から登場した聖火リレーが、海岸や山道を一人黙々とトーチを
掲げ、走り続ける場面が強烈に印象に残った。多分演出だったのだろうが・・。
この記録映画は1938年のベニス映画祭で金賞を受賞したそうで、完成後17~
18年後に観たことになる。


◆このベルリン大会で日本は三段跳びで金銀フィニッシュ。棒高跳びで西田・
大江が死闘を演じ、銀・銅を獲得、帰国後それぞれ半分に切断して、繋ぎ合わ
せたというエピソードを教科書で学んだ。また女子水泳200m平泳ぎで、歴史
に残るあのNHK河西アナの「前畑ガンバレ!」の絶叫中継をあとで知った。
彼女の女子初の金メダル獲得を含んで、計6個の金を獲得した大会だった。


◆1948年7月の第14回ロンドン大会は敗戦国の日・独は招待されなかった。
この当時日大の学生だった古橋、橋爪は泳ぐたびに世界記録を更新する大
選手だった。日本はこの大会の1500m自由形の開催に合わせて神宮プール
で競技を行った。ロンドン大会の金メダリスト米のマクレーンの19分18秒5に
対して、古橋18分37秒0、橋爪18分37秒8、その差は歴然だった。翌1949年8
月、渡米した日本水泳選手団の中で古橋は18分19秒0の当時としては驚異的
な世界記録を樹立した。


◆私がリアルタイムで両選手を知ったのはヘルシンキオリンピックの時、その
時彼らはピークを過ぎ、古橋選手は体調も悪かったようで400m決勝で8位が
最高だった。しかし、36年後にこの古橋さんに、近しくお目にかかる機会を持
ようになるとは想像さえできなかったが、その話は後述する。(続く)

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