2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ

最近のトラックバック

« 新東名をバスツアー(続き) | トップページ | 富士山直下に活断層 »

2012年5月 7日 (月)

橋下大阪市長が抱える矛盾

◆橋下氏が塾長を務める「維新政治塾」に2,000名が集まり盛況だという。この
中から次期衆院選に300人程を擁立し、200議席を獲得する目標らしい。目的
は何か?大阪都構想の実現には国の法律を変える必要がある。そのための
国会進出らしいが、そこにはいくつも矛盾点を抱えている。


◆まず第一に、橋下氏自身が現職の大阪市長だ。しかも市長になって1年も
経っていない。この市長の職を投げ打って、衆院選に打って出られるだろうか。
仮に出馬するとしたら、また大阪市民は多額の選挙費用を負担して、後任の
市長を選ばなければならない。都構想の本陣から大将が抜けて、戦えるのか。
喜ぶのは改革を望まない大阪市の職員達ではないのか。


◆また、維新政治塾から選ばれ候補者達がブームに乗って100人~200人も
国会議員が誕生したとする。殆どが素人集団で、現状の仕組みから勉強する
ことになる。当然組織として代表者を決めなければならない。ところが実質
トップは橋下大阪市長だ。国会で大きな勢力を持つ党派の代表が、一地方
首長のコントロール下に置かれることになる。しかし、いずれ次の機会に橋下
氏が衆院選に鞍替えするだろうから、それは置いておく。


◆問題なのは国会に出て何をするかだ。最大の動機は大阪都構想の実現だ。
それが実現すれば「あとは知らない」と云う訳にはいかないのだ。そのため先
に急遽「船中八策」を発表した。彼が掲げたビジョンや方向はいいのだが、そ
れはまだ完成予想図に過ぎず、具体的設計図、工程表はまだこれからだ。
ましてや外交防衛問題は山の者とも海の者ともつかず、はっきりしていない。


◆国民はこの数十年、理想を掲げ立ち上がったものの、期待に応えられず
挫折したケースを幾度となく見せつけられた。新自由クラブ然り、細川日本新
党然り、今の鳩山・菅・野田民主党然り・・。既成政党は今回の橋下維新の会
のブームにあやかろうと、秋波を送る。橋下氏の構想、行動力、指導力、スピ
ード感には期待するが、一人の力には限界がある。既成勢力を敵として叩く
のもいいが、いかに味方に引き付け、自分の思う方向に仕事をさせるかが
最大のポイントだろう。

« 新東名をバスツアー(続き) | トップページ | 富士山直下に活断層 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1299847/45165275

この記事へのトラックバック一覧です: 橋下大阪市長が抱える矛盾:

« 新東名をバスツアー(続き) | トップページ | 富士山直下に活断層 »