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2012年4月10日 (火)

日本橋~箱根間テクテクぶらり旅(6)続き

【箱根湯本~元箱根】(後編)
◆畑宿からは勾配のきつい石畳や石段が続く。以前通った時より道幅が広く
なった部分が見られた。往時の道幅を復元したものだろうか、幅2間(3.6m)
程になっていた。拡幅した両サイドは白い砂利が敷いてある。1時間程歩いて
笈ノ平という平坦な所にある「甘酒茶屋」に着いた。

Dscf3816_2

苔むした大きな岩と石畳を拡幅した白い部分

◆茅葺のガッチリした茶屋は昔のままの姿を残しており、嬉しくなる。大きな柱
太い梁、黒くなった板壁、裸電球が数個下がり、眼が慣れるまでに少々時間が
かかる。囲炉裏の煙が少し目に染み、これまた懐かしい。土間に置かれた大き
な自然木のテーブルと椅子。上がりは板の間で、西郷隆盛の座右の銘「敬天
愛人」の額が架かっている。この茶屋はよくTVでも紹介されており、早速甘酒
を注文。この店の甘酒は自家製で麹から作っているとのことで、自然の甘みが
あって実に美味しい。旅人の休憩と疲労回復のため、文政年間にはこの地に
4軒の茶屋があったそうだが、その後時代の変化でこの店だけになったという。
行楽日和ということもあってドライブがてらの客、外人のペアなど結構多い。


Dscf3814

甘酒茶屋の上にある最後の旧街道道案内

◆ここから最後の登りで、天ケ石坂を登ればほぼ平坦な道になる。眼の前に
丸っこい二つの山がある。向こうの山が上二子山(1091m)、手前の山が下
二子山(1065m)、旧街道は下二子山の南側を通って芦ノ湖へ向かう。この
地点の最高地点は800mほどか。国道1号線(駅伝コース)は上二子山の北
側を通って芦ノ湖へ向かって降りて行く。こちらの方の最高地点は芦之湯近
辺の874m。権現坂を降りはじめた頃、木々の間から青い芦ノ湖が見え始め
る。やっと来たかという瞬間だ。ここからは芦ノ湖へ向かって降りていくのみ。
疲れた足も軽くなる。


Dscf3821
権現坂:木々の間から芦ノ湖が姿を現す。 

◆芦ノ湖畔には400本の杉があり、数か所の杉並木を造っているが、ここから
関所に向かう杉の大きさは見事だ。中には苔むした年代物の杉もある。まもな
く復元された関所に着く。今回は素通りしてゴールの箱根宿(駅伝の碑の辺り)
へ着いた。芦ノ湖の向こうに富士山が白い頭を出していた。時間は2時40分。


Dscf3827 芦ノ湖畔杉の並木

Dscf3831 復元された関所

◆今日は約10km、高低差750m程、約5時間かけて踏破した。思ったほど疲
れていない。ただ昔の人は小田原から三島まで八里32kmを1日で踏破したと
云うから畏れ入る。日本橋から箱根までの目標は達成した訳だが、今日の歩
きを考慮するともっと続けられそうに思えるので、次は静岡駿府を目指そうと
思う。帰りはバスで小田原まで。ちょうど小田原城址公園では桜が満開なので
少し寄り道をして、5時頃には帰宅する。(本稿終わり)

Dscf3833
芦ノ湖畔駅伝の碑、向こうに富士山が見えているのだが・・

Dscf3837
小田原城城址公園の桜

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