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2012年1月18日 (水)

「国旗と国歌」考 (後)

◆そもそも一部の教職員が「日の丸、君が代」を否定するような行動をとるのは
何ゆえか。戦前の軍国主義を想起させるとか、天皇制の肯定に繋がるとかが、
その論拠のようだが、国旗や国歌が戦争をした訳ではあるまい。彼らは国旗や
国歌そのものを否定するのか、そうではなく「日の丸、君が代」以外ならなんでも
いいのか、それとも真剣に「日の丸、君が代」に代わる日本の国旗・国歌を考え
たことがあるのか。ただ批判するだけでなく自分達が考える国旗・国歌を提案し
てみたらどうか。それもせず、ただ裁判でゴネているのは我儘小僧が駄々をこね
ているようなものだ。


◆2005年、今上天皇が記者会見の席で「学校で国歌斉唱と国旗掲揚について
強制的にさせるということはどうお考えでしょうか」という質問に対して、「世界の
国々が国旗、国歌を持っており、国旗、国歌を重んじることを学校で教えること
は大切な事だと思います。国旗・国歌は国を象徴するものと考えられ、それに
対する国民の気持ちが大事にされなければなりません。オリンピックで優勝選
手が日章旗を持ってウィニングランする姿が見られます。選手の喜びの表情の
中には強制された姿はありません。国旗、国歌については国民一人一人の中
で考えられていくことが望ましいと考えます。」と発言している。至極当然の発言
であって、偏頗な考えに捉われた一部の教職員は真摯に受け止めなければ
ならないだろう。


◆以上の事柄を踏まえたうえで個人的な意見を述べるなら、日章旗は数ある
国旗の中でも色・デザインとも最もシンプルで、目立つし、素晴らしい国旗だと
思う。また「君が代」に関してはメロディは荘厳で簡潔、盛り上がるところは盛り
上げ、これまた最高の部類に入ると思う。 ただ、歌詞については古めかしく、
現代にはそぐわない点も否定できない。本来なら「君が代」とは「あなたの寿
命」と云う意味であり、相手の長寿を祝う歌であるとする説もあるが、明治以降
は「君が代」は「天皇の治世」という意味として教育された。 現在なら「国民の
世」と解するのが正しいとされるが、無理もある。第一歌詞がメロディに合致し
ているとは言い難く、歌いにくいことも確かだ。


◆そこでこの際、「君が代」の歌詞については、メロディはそのままに「個人の
尊重、国歌の繁栄、平和の祈念」を基調に、不偏的で誰もが分かりやすく、歌
いやすい歌詞を広く国民から募集してはどうだろう。さすれば現状の「国歌」に
関わる教育上の問題も裁判沙汰もなくなっていくのではないだろうか。(終り)

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