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2012年1月27日 (金)

ちょっと待った! 解散総選挙

◆通常国会が召集され、代表質問が始まった。自民党谷垣総裁は口を開けば、
「解散総選挙」と叫ぶ。他の野党も同様だ。だが「ちょっと待てよ」と言いたくなる。
前回総選挙の結果、一票の格差の問題が争われ、最高裁は法の下で著しく不
平等であるとし、違憲状態であると指摘した。従って現状のまま定数や選挙区
を何ら改めず選挙を行うとするならば、立法府は司法の指摘を無視することに
なる。これでは三権分立ではなく三権敵対になってしまう。


◆それでなくとも、国民は議員削減と歳費の削減を求めている。こうした世論の
動きをも無視し、勝手に総選挙を実施するとすれば喜ぶのは誰か?まず現職
国会議員達だ。取りあえず数も減らされず、給料も減らされずに済む。次に喜
ぶのはマスコミだ。当落予想や議席の予想等自分達の出番が大きくなってくる
からだ。しかし最も喜ぶのは霞が関の官僚たちだ。いま、曲がりなりにも進み
つつある行政改革がストップし、また振り出しに戻って、自分達の意のままに
行政を牛耳られるからだ。


◆仮に、いまの違憲状態のまま総選挙が実施されると、「選挙は無効であり、
やり直しせよ」と指摘されかねない。その場合、選挙制度を改定してから、改め
てやり直すのか?それではまた膨大な費用と時間がかかって政治は進まない。
また、最高裁の判断を無視し「みんなで渡れば怖くない」の論理で行くとすれば
この国は裁判所の判定に従わなくてもよいのだというメッセージを子供達にも
世界にも与えてしまうことになる。


◆野党はその辺のことを分かった上で、「解散総選挙」を叫んでいるとすれば
余りにも無責任すぎる。与党・野田内閣は消費税導入に命をかける前に、まず
一票の格差是正と議員定数削減に命をかけるべきなのだ。それもできずに選
挙に踏み切るならば、手痛いしっぺ返しを喰らうだろう。選挙に臨む以上、現状
を改めたうえで実施すべきだし、そうなれば、案外国民は野田内閣に風を送る
かもしれないよ。

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