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2011年12月20日 (火)

政治の劣化と「坂の上の雲」

◆昨日昼過ぎ、北朝鮮の金正日総書記死去のニュースが駆け巡った。驚きと
同時に膠着した拉致問題の解決の糸口になればと期待する。それにしても日
本の外交は事あるたびにマスコミ、評論家、そして政治家までもワーワーと騒
ぎ立て、現政権の外交手腕や能力を批判しまくる。確かに批判される方も、能
力、ポリシーなど根本的なものが欠けているからだろう。

◆日本の国益のためにも外務大臣、防衛大臣は強い信念としたたかな外交戦
略を持ち、5年、10年と継続して任に当ることが世界から信頼され、日本の地位
を高めることになるのだが、現状では1年経つか経たないうちにコロコロ変わっ
てしまう。


◆こういうシステム自体も問題だが、才能や資質に欠ける人物を大臣に登用さ
せねばならない政治制度にも問題がある。またこのような政治家を選び出す国
民の側にも問題なしとは云えない。特に民主党政権になってから、あまりにも
安易に総理大臣になれることが最大の問題点だ。総理の重責を十分に理解
するならば、とても安易に名乗りをあげられるはずがない。


◆鳩、菅、野田、みんな「俺こそ」と思って立ったはずだが、それは「過信」でし
かなかった。己の力を冷静に分析すれば、「世界のしたたかな連中を相手に、
巧く亘り合い、説得し、国益に資するようもっていけるのか。国民の利害関係
が複雑に絡み合い、時に四面楚歌の中で、方向を切り開いて説得していくだけ
の器量と気力があるのか」は、自ずとはっきりしよう。己の政治家としての恥を
曝け出すより、総理と云う名前を欲しかったのか。結局彼らは自分の力を過信
したばかりに、混迷の度合いを益々深めただけだった。

◆政治の劣化が叫ばれて久しいが、誰もどうすることもできない。国の在り方
を決めるのは憲法だが、その憲法問題すら遅々として進まない。いや進めよう
としない。こんな時大坂で火の手があがった。橋下大坂市長と大坂維新の会
の旗揚げである。今まで「改革、改革」と叫んでいろんな勢力が立っては消え、
消えては立った。大坂市民は橋本氏の激しい行動と実績に賭けてみた。確か
に彼が云うように、明治以来続いてきたこの国の統治機構そのものが立ち行
かなくなってきている。それは政治の現状を見れば明らかだ。


◆先日の西播磨、但馬旅行の岐路、愛知県の明治村を40年振りに訪れた。
折しも園内では「坂の上の雲」のテーマミュージックがバックに流れていた。
国民全体が一つになって「坂の上」を目指した明治という時代。ただ過去の
遺物として見るだけでなく、彼らのバック・ボーンに確固としてあった一本の
もの、それを学ぶ必要があるのではないだろうか。

 

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