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2011年10月10日 (月)

奥能登三日間の旅 (3)

N0.4 【気多(けた)大社】
◆巌門の遊覧船が荒波のため欠航となり、代わりに訪れたのがこの気多大社。
この神社の名前を見て私にぴったりだと連れが云う。その心は気が多いだって。
実はこのネーミングは「気」=パワーで、気が満ちるという由来があるそうで、
宮司さんの話によると、2100年の歴史を持ち、万葉集にその名前が見られると
云う。能登の一宮としての格式を持ち、国指定の重要文化財である拝殿、神門
など年代物の社が立ち並ぶ。


◆2100年前と云えば弥生時代。古い神社には大概こういう言い伝えは残ってい
るが、文字もない時代だから、何ともいえない。加賀前田家が崇敬した大社で
あるとか、縁結びの神として石川県はもとより近県からも参拝客が多いとか色々
あるが、もっとも注目される点は神社の後ろに広がる広大な森のことだ。ここは
創建当初から人が入ることを禁じた「入らずの森」と呼ばれる社叢が残っており
国の天然記念物にもなっている。現在日本の森は何がしかの外国産植物が紛
れ込んでおり、純粋に日本固有の植物だけで構成された森は植物学的にも
大変貴重であるとのこと。昭和天皇がお見えになった時も、いたく感激し、中に
踏み入るのは申し訳ないと入り口付近に止まっていたという。


No.5 【五箇山合掌集落】
◆富山県の南端、庄川沿いの五箇山集落と、さらに上流の岐阜県側白川郷に
世界遺産の合掌造りの集落がある。五箇山は白川郷に比べ規模は小さいが、
菅沼と相倉という二つの集落があり、これら三つの集落を合わせて1955年に
世界遺産に登録された。今回のツワーでは五箇山の菅沼集落を訪れた。


◆ここは険しい山あいに囲まれ、すり鉢の底のよう。さらに満々と水をたたえ
る庄川が半円形に、わずかな河岸段丘の土地を囲み、そこだけ別世界の感
がする。このわずかな土地に9戸の合掌造りの家屋が残っており、日本の
原風景というか、どこか懐かしさを感じさせる山村風景だ。


◆昔は対岸との往来は鬘を束ねたロープに人一人が乗れる篭を下げ、
「かごの渡し」で行き来したそうだ。合掌造りの中の一棟が民族館を兼ねて
おり、その中に実物の篭も展示されていた。集落内は綺麗な水が流れ、鯉
を飼い、軒先には手作りのお土産品が並び、商売っ気のない素朴な人達が
にこやかに迎えてくれた。

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