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2011年8月30日 (火)

小沢氏の誤算

◆この1週間、何だかブログを書く気力も起こらず、ご無沙汰していたら世の中が
少しだけ動き始めたようだ。菅さんが辞任を表明してから3カ月、ここに来てやっと
退陣し、年中行事のように民主党代表交代劇がコップの中で繰広げられた。相も
変わらぬ親小沢、反小沢の構図ながら、泥臭さを売り物にした野田佳彦氏が
代表、新総理となった。


◆5人の候補がそれぞれ多数派工作に凌ぎを削り、駆け引きする中、舞台の裏側
で剛腕小沢氏の姿が見え隠れする。小沢氏の誤算は自己の地位回復と実権の
掌握のため、あろうことか参院会長の輿石氏や参院議長の西岡氏を担ごうとした。
もしそれで勝てると本気で思っていたとすれば、晩年の秀吉が朝鮮侵略をしたこと
と似てなくもない。


◆結局、もっとも御しやすい海江田氏を傀儡として、実権を行使しようとした思惑が
露骨であるが故に、返って二位以下の野田、前原、鹿野陣営を結束させ、敗北へ
と向かわせた。かつての剛腕、辣腕はだいぶ錆びてきたようだ。しかしながらまだ
170余票を集結させる党内一の力を持っているのも事実。


◆小沢氏を支持する多くは1~2年生議員で、直系の中堅で総理候補として目され
る人材が一人もいないということは何を物語っているか。ヤワラちゃんとして親しま
れた谷亮子議員が甲斐甲斐しくも彼の手先となって働いている姿は見るに忍びな
い。グループの多くは政治家としての小沢氏に何か幻想を抱いているようだ。


◆彼の経歴を見れば分かるが、政府の仕事としては中曽根内閣の自治大臣と竹
下内閣の官房副長官をやっただけ。 あとは自民党の幹事長を皮切りに新生党、
新進党、自由党など、立ち上げては壊し、くっついては離れ、権力闘争の真っただ
中に己を置き、影響力を行使することが自己目的化しているように見える。


◆そうした動きとは正反対の、朴訥だが生真面目な野田さんが総理となった。
党内外、国内外とも厳しい難局だが、前の二人よりはましだろう。少しは期待し
応援しようという気になる。

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