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2011年6月10日 (金)

船頭多くして、舟山を登る

◆上に立つものが多くなればなるほど、意見がまとまらず方向を見失って、危険に
陥るという警句だが、菅さんの辞任劇もこれに類していた。東日本大震災のあと、
政府は矢継ぎ早に似たような震災関連組織を立ち上げ、その数20を超えた。


◆作った本人さえ訳が解らなくなったのか、「業務が重複している」とか、「責任の
所在がはっきりしない」とかの批判が寄せられ、やっと整理統合されたようだが、
その数はあまり減っていないようだ。


◆つまりは確固たる方針、信念がないから専門家と云われる人達を多く取り込み
「組織さえ作れば、良い方策が出され何とかなるだろう」という考えに立ってのこと
だろう。緊急事態のときには特に分かりやすい指示命令系統が必要で、責任と
権限を明確化し、一丸となって推進していく体制を作るべきだったのに、船頭ばか
り多く作って、なかなか前に進まず山に乗り上げてしまったようだ。

◆このことを逆に巧く利用して独裁体制を築いていったのがナチス・ドイツのヒット
ラーだったと評論家の片山杜秀氏は警告する。ヒットラーがやったことは独裁者が
上意下達するための明快な組織作りではなく、逆に権限や任務が重複する役所
や会議をわざと作り続け、誰が何をどこに意見すればよいのか分からなくする事
だった。その結果ナチスの指導者達は勝手ができるようにした。役人も学者も思
考を停止。狂気の暴走を止める者はいなくなり、ついに滅亡へとかけ進んでいっ
た。(読売5/29 文化面)


◆菅さんにそんな戦略があろうはずはなかろうが、ここに来てもまだ自己の保身
にのみ汲々としているように見える。早く発明家に専念し、残された四国の霊場
巡りに専心されたらいかがと思うが・・政治家には向いていないと思うよ。

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