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2011年6月 1日 (水)

カッコウとホトトギス

◆今日から6月、衣替えには少々寒い。アジサイの鮮やかな色彩が梅雨の鬱陶し
さを消し、風情を増してくれる。月半ばには蛍が飛び交う頃となるが、悲しいかな
近頃は自然の蛍にはなかなかお目にかかれない。この時期、ホトトギスの鳴き声
が東京近郊の住宅地でも聴けたが、海辺に住むようになってから一度も聴いた事
がない。カッコウとなると、かつて人里離れたゴルフ場や静かな山歩きの途中ふと
耳にし、新鮮な感動を覚えたものだが、以来どれほど経っただろうか。


◆カッコウとホトトギス、野鳥図鑑で見るだけだが、姿かたちはよく似ており,前者
は全長33~36cm、後者は一回り小さく27cmほど。しかし大きな違いはその鳴き
声にある。カッコウの名前はその鳴き声からきているし、英名でも European
Cuckooと呼ばれている。ホトトギスの英名はLittle Cuckooだが、日本ではその
鳴き声は「テッペンカケタカ」とか「トッキョキョカキョク」と表現され、古来より詩歌に
も歌われてきた。


◆カッコウは漢字では「郭公」と表記され、鳴き声からいかにも西洋的雰囲気が漂
うが、ホトトギスは「時鳥」「不如帰」「子規」「杜鵑」と様々な表記があり、いかにも
日本的で、昔から文学の世界で数多く登場してきた。ところが「声は聴けども、姿
は見えず」となかなか見つけにくい。ホトトギスは夜でも鳴き、本を読んでいる時、
窓の外から聞こえたりすると嬉しくなる。


◆分類学的にはどちらも「カッコウ目、カッコウ科」に属し、いわば親類の関係に当
る。日本には夏鳥として4月、5月頃南の方より渡来し、10月頃までいて繁殖する
らしい。ところがどちらもその優雅な鳴き声とは裏腹に、もし人間の世界だったら
極刑は免れない凶悪な習性を持っている。


◆托卵と云って、ホオジロやオナガ、ウグイス等、よそ様の巣に親が留守中、卵を
生み付け、自分では抱卵しない。 親が親なら子も子で、正規のヒナより早く孵化
し、後から孵化してくる正規のヒナを次から次に巣の外に落とし、餌を独り占めする。
大きくなると仮親も自分の子じゃないと気付き、巣を離れてしまう。しかし最近では
托卵された親たちもいつまでもお人良しではない。異変を悟り、托卵された卵を
落とすケースが目立っているという。その結果、カッコウ、ホトトギスとも、個体の
数を減らしているらしい。しかもそれを補うためか(?)乱婚らしい。とんでもない
やつらだ。いくら鳴き語が優雅でも、正直にまともに働いてもらいたいものですね。

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コメント

ホトトギスとカッコウの話・・・最後の方で笑っちゃいました。
何処か最近の人間、政治家に似ていて。
人間が鳥類に成り下がったのか、鳥類が進化?(否退化と言うべきか)して人間に近づいたのか? 

人間の世界でも、我儘勝手し放題、迷惑顧みず、オシャレにのみ関心といったように「子育て拒否」症候群が一部に見られますが、これをホトトギス症候群とでも名付けましょうか。

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