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2011年6月29日 (水)

塀の中の中学校

◆TBS「報道特集」で6月18、25日の2回に亘り、ドキュメンタリー「塀の中の中学
校」が放送された。テーマは長野県松本市にある「松本少年刑務所」内に併設され
た「松本私立旭町中学校桐分校」を長年に亘って取材してきたもので、これを題材
に昨年10月11日、内館牧子さんの脚本による同題のドラマが放映された。

◆内容のある素晴らしいドラマで感動を覚えたものだが、やはりというべきかこの
TVドラマは今月行われたモンテカルロテレビ祭で最優秀作品賞をはじめ3賞を同時
受賞した。ドラマでは生徒役を渡辺謙、大滝秀治、すまけい、他に若手が2名、若い
副担任教師をオダギリジョーが演じていた。


◆子供の頃、貧困、登校拒否など様々な事情で小学校にもろくに行けず(行かず)
成長してから、社会とのギャップなどこれまた様々な事情で殺人等の罪を犯して、
服役中の囚人たち。中には高齢者、外国籍の囚人もいる。報道特集では全国の
刑務所から更生のために送られてきた、8人の囚人にスポットを当て、1年間で
履修する姿を克明に描いていた。


◆読み書き・算数などの基本的なものができていないから全てに苦労する。早朝
からの授業、房に戻ってから遅くまでの独学。しかしながら次第に勉強することの
喜びを覚え、教師との関係、学校生活というものを通して、4月の入校時の鋭い眼
付きも履修が進むに従い、柔和な眼つきに変わっていく。卒業前には本校を訪れ、
息子や孫ほども違う中学生と音楽等で交流を果たし、真の中学生活に触れていく。


◆この「報道特集」も「実録ドラマ」も訴えるところは、犯罪に至るまでの様々な環境、
教育における規律の重要性、なにより教師との心の触れ合いを通して、「真の教育
とは何か」であり、いろいろと考えさせられる。この中学校を卒業し、刑を終えて出所
した中年の男性は新聞を読めるようになったことを喜び、またある卒業生は何か事
あるごとに恩師のことを思い出し自制することを覚え、ある外国籍の卒業生は帰国
後日本の刑務所の素晴らしさを伝えた。そしてこの桐分校を卒業した生徒の再犯
率はほとんど0に近いという。

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