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2011年6月23日 (木)

菅直人という人物

◆辞めると云ってなかなか辞めない菅総理。 「ウソをつくのはよくないことだ」と
菅総理を批判した鳩山前総理。 総理辞任後、国会議員を辞めると云ったのに
まだ辞めないでしゃあしゃあとしている鳩山氏、どっちもどっちだ。
どちらも戦後生まれの64歳。華麗なる政治一家育ちのお坊ちゃまと、雑草のよう
な市民運動家育ちという違いはあるが、どちらも日本男児の潔さといったものが
全く欠けている。鳩山氏は日本の政治をダメにした総理として名を残し、菅さんは
総理の椅子に執着し続けた我儘な総理として後世に名前を残すだろう。


◆菅さんの意識と行動の源泉はどこから来ているのだろうか。おそらく裸一貫から
立ち上がり、学生運動、市民運動を通して雑草魂が培われてきたのだろう。その
雑草魂がどんなに批判されても「やっと掴んだ総理の椅子だ。簡単に手放してなる
ものか」という思いを支えているのだろう。


◆確かに自民党時代の金権政治とは無縁だし、単なる名誉欲とも違う。ただ自分
しか理解しえない正義感のようなものがあって、後世に何かを残したいという思い
は人一倍強いように見える。しかしそれは深い哲学的な信条や信念に裏付けられ
たものではなくて、単なる思いつきや大衆受けを狙ったポピュリズムに過ぎない。


◆彼に欠けているものは政治家として最も必要な政治哲学だろう。それを培う歴史
の勉強が足りない。歴史上の人物から何かを学ぶという姿が見えてこない。
彼の出身の長州には深い思索と果敢な行動で後輩たちに影響を与えた吉田松陰、
松陰を敬愛し実践に移した高杉新作、倒幕運動に尽力した桂小五郎、松陰から
周旋屋の才ありと認められ明治新政府に尽力した伊藤博文、世渡り上手で晩年
栄華を極めた山縣有朋、日露戦争の児玉源太郎、乃木希助・・・学ぶべき人物像
は成功、失敗例を含め雲のごとくいる。歴史の勉強をしていれば、もう少しましな
総理として名を残すだろうに・・・。

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