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2011年5月12日 (木)

小学校の恩師の思い出(後)

◆6年生になった5月、雲仙に修学旅行に行きました。初めて一泊旅行した生徒
もいたようでみんなワクワク、ウキウキ。旅館での恒例の「枕投げ」はどこでもあっ
たようですが、翌日のことです。日本で最も古いゴルフ場のひとつの雲仙ゴルフ
場、といっても広いなだらかな傾斜が広がる草原と云った方がぴったりする芝生
の上でたむろしている時、どこから調達してきたのか、馬に跨った先生が颯爽と
現れました。なるほど軍隊で将校だったというのは伊達ではなかったと思いまし
た。しかし「生徒を放っぽいといて一人乗馬か、よくやるよ!」とも。


◆卒業式を終えて、中学校にあがるまでの暫しの休みの間、先生の発案で日帰り
キャンプに行こうということになりました。(考えれば卒業旅行のはしりだった?)
当日は有志10数人が集まり、長崎郊外の山に向かってハイキング。お昼は飯ごう
でご飯を炊いて食べるという初めての体験。先生が軍隊で培った経験を教示して
くれたので、皆上手に炊けて最高の昼食となりました。


◆卒業するとき先生から国語の辞書を頂きました。開けてみると裏表紙に毛筆で
和歌が二首書かれていました。


  白玉の  歯にしみとほる秋の夜の 酒はしづかに  飲むべかりけり

  幾山河  越えさり行かば 寂しさの  はてなむ国ぞ  今日も旅ゆく  牧水

中学1年になろうかという少年に手向ける歌だろうかと思えるのですが、これから
大人になろうとしている1少年を人間として認めてあげようと思ったのか、単に自
分が好きな歌だったのか、いずれにしろ若山牧水のこの二首は自分にとって一生
忘れることのできない歌となりました。多感な少年時代の3年間、沢山の思い出を
作って頂き、本当に有難うございました。恩師の一周忌にあたり、愚弟の思い出を
記録に残して、先生のご冥福をお祈り申し上げます。 (終り)
                                         

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