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2011年5月 2日 (月)

映画「八日目の蝉」

◆話題の映画「八日目の蝉」を観てきた。直木賞作家角田光代さんの同名小説で、
読売新聞に連載され、その後NHKでドラマ化。先月29日から上映されている。


◆主人公の野々宮希和子は不倫、妊娠したあと男の身勝手さのため堕胎するが、
二度と子供を産めない身体になる。不倫相手の実の子(生後6か月の女子、薫)
の顔をみて別れを決意しようと、夫婦の留守中に家の中に忍びこむ。泣いている
赤ちゃんが彼女をみつめ、無垢の笑顔をみせる。衝動にかられて赤ちゃんを連れ
去った。そして乳児誘拐事件として指名手配される。各地を転々としたあと、小豆
島に辿りつく。ここで実の母子以上の親子愛に包まれ、人情味溢れる島の人達や
優しい自然との触れ合いの中で、つかの間の幸せに浸る。


◆ところが島のお祭りで親子の触れ合いの写真が全国紙に掲載され、ついに警察
に保護される。引き裂かれた薫は実の親子のもとに戻されるが実の母親になじめ
ない。トラウマを引きずったまま大学生になった薫は家を出てアルバイトしながら独
立を図る。そこで彼女は妻子ある男と不倫関係になり妊娠する。悩んだ薫は友人
とともに小豆島を訪れ、幼い頃の記憶と母と慕った野々宮希和子の面影も甦える。
そしてお腹にいる子供に自分を重ね合わせ、希望を見出して強く生きようと決意
するところで終わるが、一言でいえば女性向け映画だ。


◆3月に旅行した小豆島だが、観光ルートでは見られない生活に根差した島の
雰囲気、日本の原風景みたいな自然の背景が素晴らしかった。「八日目の蝉」と
いうタイトルについて作者はセリフの中で「蝉は幼虫の時、長い間土の中にいるが
成虫となると僅か1週間で命を終えると云われる。しかし八日目を迎えて生きて
いけば新しい世界を観ることができるのではないか」といわせている。イマイチ
ピンとこないタイトルだ。

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