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2011年5月23日 (月)

反捕鯨運動の本質(後)

◆彼らが真に動物愛護を目的とするならば、先進国のまともな常識ある人間の態度
をとるべきであって、日本政府に意義を唱えるとか、しかるべき国際機関で争うべき
なのだ。素朴な漁民達への嫌がらせや、仕事を妨げたり、盗撮などの卑劣な行為は
即刻止めるべきだ。それとも彼らは先進国の仮面を被った野蛮人か?


◆イギリスのガーディアン紙は「東洋人はイルカを食べるが、西洋人は牛を食べる。
どこに問題があるのか」と映画の手法を問題にしている。フランスでも「隠しカメラで
撮影した映像をドキュメンタリーと呼べるのか、アフリカの飢餓問題など世界には発
信すべき問題がいくらでもある。」と客観的に見ている。そうなんだ。日本でこんな
ことをしている連中は余程暇か、または大きなお世話以外の何物でもない。


◆太地の漁民は小型鯨(イルカ、ゴンドウ等)を決められた数だけ獲り、規制された
マッコウクジラなどが目の前を通っても手を出さない。獲ったイルカ類は集落で分け
て、余すところなく利用している。いわば自然の恵みを少しだけ神様から頂くという
ように、昔から人間が世界中で行ってきたことではないか。しかも生きたままのもの
は世界中のマリーンパークや施設に売られて、喜ばれているということだ。


◆私はクジラやイルカ類が捕獲されないことにより、個体が増えすぎて、餌となる鰯
や小魚が減り、鮪などの大型の魚が減ることを心配する。その問題さえ無ければ、
捕鯨を止めても構わないと思っている。しかし、価値観が違う相手に自分達の価値
観だけは正しいとして、押しつける態度だけは絶対に許せない。もし逆の立場に立
たされたらどうだろうか。自分の国の牛が屠殺される場面を盗撮されてその映像が
流されたら国民はどう思だろうか。誰だって許せないはずだ。


◆ここまでこじれた問題の解決にあたっては、善良な漁民に任せるだけなく、農水
省や外務省のエリート達が自ら進んで間に入り、国益に立って「分からず屋」ども
を説得しなければならないと思うのだが・・。(終わり)

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コメント

本質的に説得はかなり難しいと思いますよ。
この団体は金のためなので儲からなければ去っていくわけです。しかし、こういった団体を支える欧米社会には、1970-80年代のニューエイジに始まる鯨類信仰ともいえるかたくなな思想と、動物権という博愛主義的思想があります。特に動物権(アニマル・ライツ)は、ナチスドイツが法制化したもので、最後はユダヤ人虐待の下人にもなっています。
こういった連中の理性を呼び覚まさなければいけないのですが、新興宗教にはまった家族を改宗させることと同じエネルギーが要ります。そしてそれを煽れば儲かる連中が環境保護ビジネスを仕切っています。
科学的にはほぼ否定されているCo2による地球温暖化が、未だに大手を振ってまかり通るのは、排出権取引市場で、彼らが莫大な利権を得られるからなのです。

ednakanoさん。さっそくのコメントありがとうございます。こういった分からず屋を説得するのは難しいでしょうね。しかしこのまま手を拱いていても埒があかない。何かいい方法はないでしょうか。

私もこの番組を見ていて、腹が立ってたまりませんでした。
挑発的、品が無い言葉、破壊、妨害・・・無法者のやり方以外の何者でもない! 我慢をしている漁師の皆さんが気の毒でなりません。業務妨害の時間が短いから、逮捕も出来ないという日本の警察にも腹が立つ(事なかれ主義)。彼らの入国を阻止できないのかしら。
 なぜ日本政府はきちんと抗議をしないのか。中国船の巡視艇への衝突時もそうだったけど、どうして日本は外国に対してこれほど弱腰なの!!(これも事なかれ主義)

 以前にに読んだのだけど、米・豪政府が彼らを容認しているのは(豪政府は応援さえしているよう?)日本人が鯨を食べられない様にして、自国の肉をたくさん輸入するようにする為だ云々・・・
これって本当かしら? 輸入が減るほど鯨を食べては居ないはず。でも、本当にこんな国の肉なんて全国民で食べるのを止めたら輸入もしなくなるでしょう。それくらいの仕返しはしたい!!米・豪の肉不買運動でもしましょうか。
 

米・豪の食肉不買運動、いいですね。しかし残念なことにそれをやったら、それ以上の仕返しがありそうです。第一日本人はなかなかひとつにまとまらない。利害関係が一様ではないからです。
まず、吉野やなどの牛丼屋が反対。東京都がオリンピック誘致しようとしても反対派がいたこともあって、結局失敗。次回も立候補するとしたら、国民の90%移住が積極的に支持しないとだめでしょう。それにしても美味しい鯨の尾の身が食べたい!

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