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2011年4月28日 (木)

天使と悪魔

◆今から6,7年前「時代の寵児」と持てはやされたホリエモンこと堀江貴文被告。5
年程前、電撃的逮捕から法廷闘争を重ねてきたが、最高裁上告は棄却され、1審、
2審の判決通り「懲役2年6カ月」の実刑が確定した。反省しているかと思いきや、
「日本経済をダメにした検察、裁判所に反省を求める」等と的外れな批判をする。


◆彼の一連の言動を見てみると、「違法でなければなんでもできる」、「人の心は
お金で買える」などと嘯き、粉飾決算で中身を隠し、ことさら良く見せかけ、多くの
投資家を食い物にした。一時的にせよ、何故こんな男がもてはやされたのか。ある
意味この時代の日本はどこか狂っていたのだ。


◆似たような男がもう一人いる。政治資金規正法の虚偽報告と違法献金の疑惑が
ある「永田町の不動産屋」こと小沢元民主党代表だ。自分の疑惑は棚に置いて、
検察や司法を批判する。間もなく裁判の場に立たされるというのに、今の政権や政
治のやり方を陰に回って批判ばかり。また彼を担ぐ勢力が政権のゴタゴタに乗じて、
後ろから矢を放す。もっとも主役を演じている側も頼りないことは確かだが・・。被災
地の人々の苦悩はそっちのけで、「被告人」を政治の表舞台に引き戻そうと画策し
ている訳の判らない亡者たち。


◆いやはや太った吸血鬼や不死身のモンスターが跋扈するような魑魅魍魎の世界
だが、こんな世の中でも、心から感動を与えた一人の女性がいた。スーちゃんこと
田中好子さんだ。若い時は可愛いアイドル、長じてからはいいお母さん役を演じる
女優ぐらいにしか認識がなかったが、癌との長い戦いがあったことを見せず、多くの
人に惜しまれながら、天国へ旅立ったスーちゃん。告別式で流された彼女の残され
た最後の力を振り絞るような肉声のメッセージに感銘を受けなかった人がいただろ
うか。死の間際まで他を思いやる生き方、本当の人間性とはこういうことかと己の
境涯の低さを痛感する思いがした。

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