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2011年4月15日 (金)

大震災の復旧・復興は今の体制で大丈夫か (後)

◆逆に反対側に立っている相手であっても、日頃の接触があれば、事前に相談
し相手を立てるようにすることで、同意の方向に持っていくこともできる。この辺
が民主党の若さと云われる所以で、政権をとってからの修練が足りていない。


◆さて、管総理に退陣を求める動きについてだが、仮にそうなる場合(1)内閣総
辞職して解散、総選挙となるが、今、岩手、宮城、福島県等の被災地の現状を見
るにつけ、選挙運動や投開票の事務ができるだろうか。役所の職員初め全ての
人が必死の思いで復旧作業をしているのだ。


◆さらに民主党の一部は管さんの顔を代えて、選挙戦をしたい訳だから、その前
に民主党の代表選をやらなければならない。管さんが自発的に辞めるといえば
いいが、辞めれば「難局を前に逃げ出したか」と批判されかねない。今は拙いなり
に震災後の対策に打ち込んでいる時だ。それを放り投げ、1週間以上かけて民主
党の代表選をやるというのか。果たしてそれが国民に受け入れられるだろうか。


◆もうひとつは(2)衆議院で内閣不信任案が可決され(民主の一部が野党に同
調する場合)管内閣が総辞職して、改めて国会で首班指名選挙が行われる場合
である。その場合民主党は、新しい代表に裁判中の小沢氏を据えるのか、それ
とも新しい代表を選ぶのか、いずれにしろ党内で話し合いで代表を選ぶのか、正
規のルールに従って代表選をやる必要がある。


◆民主党が新代表のもとで1本にまとまれば、政権交代はないだろうが、1本に
まとまらない場合、野党自民党と、民主党の一部が統一候補を立て新しい政権
をたてることになる。政界再編成だ。ここで政党間駆け引きや党内駆け引きが
横行し、大震災の復旧・復興そっちのけで政局一辺倒になるだろう。その場合
世界は日本をどのように見るだろうか?


◆与野党の政治家や退陣を求める評論家は管総理を退陣させた後のことを真剣
に考えているのだろうか。今は管総理の拙い舵取りを叱咤激励しながら、我慢して
支えつつ、福島原発がある程度落ち着くまでは、政局の動きは控えたほうがいい
と思うのは私一人ではないだろう。

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コメント

 被災者でない私でさえ、総理を変えるだの政権を倒すだの話には腹が立つ。「そんげんダンか!!」・・(長崎弁解る?)
家族も財産も無くし明日の心配している被災者、その人たちを思って懸命に頑張っている地方自治体の方々、世界中から支援の手を差し伸べている人達に、恥ずかしく無いのか!!
政治家って、権力取るためには恥も外聞も無いのですね。
「それが政治家」という人種(否、生物)と言うか・・・

これはまた手厳しいコメントをいただきありがとう。そのまま政治家に投げてやりたいですね。「そんげんダンか!」そげな長崎弁あったとね。

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