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2011年4月 6日 (水)

外国メディアの報道と日本の対応 (1)

◆東日本大震災からまもなく1カ月。この間多くの海外メディアが「被災者たちの規
律正しさや忍耐強さを称賛している」と伝えられた。中国の救援隊医務官は「日本の
人々は例え親族が亡くなったとしても泣き叫んだりしない。我々が世界各地の被災
地で見てきたものとは違う光景だった」と、他者に配慮して自制的に振舞う被災者
の姿を称えた。
(みんな腹の底で泣いているんだよ。喜怒哀楽をオーバーに表現し
ないのが日本人の美徳でもあり、欠点かもしれない)


◆フランスのル・モンドは「日本人は国家に寄りかかろうとは夢にも思っていない。
各地からかけつけたボランティアや医療支援を受けて、組織的に行動したとしてこ
れを模範にしようと訴えた
。(そういう一面もあるけど、最後は国が面倒を見てくれ
るだろうと信じて行動をしている面もあると思うよ)


◆中国人の学者は「日本人は平時には言い争いが絶えないが、危機に直面する
と即座に団結する。日本人の一貫性と協調性は国家全体の復興の源泉だ」と分
析した
。(これも一面的な見方で上から下までこうありたいものだが、実際は一筋
縄でいくものではなく、問題は上の方=指導層と云われる人達にあるのさ。)


◆また原発事故に関しては
「名もなき英雄たち」の行動が世界に感動を与えたと、
米紙や英国首相、韓国大統領が賛辞を贈っている
。(確かに危機に直面し、命をか
けた彼らの行動には心底頭が下がる。だが、ここに至らせた根本原因は想定外の
津波だけでなく、昨年10月「原子力安全基盤機構」が指摘した非常時の冷却装置
の問題点をそのまま放置した東電首脳部にもあり、監督官庁の責任も大きい。
事故勃発時の危機管理体制にも問題があった。結果論だが。)


◆ロシアの大衆紙は被災地の復興に向けた損壊した高速道路の修復の一部が
僅か6日間で完了したことを伝え「日本人は驚異的なスピードで働いている」として
「日本は必ず早期復興を成し遂げる」との見方を伝えた
。(以上は4/6読売引用)

◆しかしこうした日本人の資質を称賛する一方、海外では「日本は危険だとして
日本にいる自国民を引き戻したり、関東より南の方へ退去させるとか、日本から
の輸入品は制限、もしくは厳しい放射能検査の実施とか、外国人観光客のキャン
セル増加」など過剰すぎると思える反応をしている。この二つの相反するとも思える
パターンをどう理解し、対処すればいいのだろうか。(以下次号)

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