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2011年2月 4日 (金)

角界の八百長騒ぎに思う

◆不祥事続きの角界にあって、今度は八百長問題が露呈した。今回の問題は今
までとは違い、各界の在り方を根底から覆す大問題だと騒がれている。しかし、
何を今更という感じがしないでもない。そもそも日本相撲協会とは国技の名のもと
に優遇された閉鎖社会であると同時に、金が絡みドロドロした興業世界でもある。


◆興業の世界でもあるから、娯楽性の一面もあって、しょっきりや相撲甚句などで
観客を沸かせたり、本場所以外の地方巡業、福祉大相撲ではお互い怪我をしない、
させないような相撲をとっていることは素人眼にも分かる。そこに暗黙の慣れ合い
が生まれる下地がある。昔から講談や落語に出てくるように、家庭の事情で困った
力士にわざと負けてやったなんて美談(?)もあるくらいで、相撲と八百長は切って
も切れない構造にあるといえる。


◆力士の質の問題もある。三役以上の力士になるのはほんの一握りで、十両以
上の関取になれば大成功。しかしその期間は短く、怪我でもすれば幕下以下に
逆戻り。十両下位の力士がその地位を守るため、あってはならない八百長相撲に
手を染めることは十分ありうる話だ。無垢で純粋な中学卒の新弟子が、軍隊で
いえば古参兵にあたる、幕下あたりで滞留している悪い先輩の影響を受け、芽が
出ないまま角界を去るケースも多いと聞く。


◆大相撲を存続させようとするなら、今の体制のままでは八百長相撲の根絶は
無理であるから、文科省の財団認可を取り消したうえで、プロレスのような興業
団体として存続させるしかないだろう。それとも伝統文化に特化したうえ、能や
歌舞伎のような、無形文化財として形式美だけ残したらどうだろうか。

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コメント

 そもそも、「八百長」って言葉自体が
相撲から出た言葉。
 八百屋の長兵衛さんと年寄から出た言葉だそうで
元祖だからね。
 出て当たり前なんですね?。

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