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2011年1月10日 (月)

日本の領土問題を考える (1)

◆小学生の高学年だった頃、子供図鑑で戦前の日本地図を見ることがあった。
それによると北は樺太から全千島列島、さらに朝鮮半島、満州、台湾、南方諸島
まで本土と同じ赤色に塗られていた。「日本ってこんなに広かったんだ」と単純に
領土の広さを喜んだ。明治以降近隣諸国に食指を伸ばし、拡大していった経緯など
詳しく知る由もなく。ところがその図の近くに戦後の日本の地図が併記されていた。
赤い部分は真ん中のわずかな4島だけ。子供心にもその極端な落差に落胆せざる
を得なかった。

◆社会人となって勤めた会社は年末もののPR品として、世界地図のカレンダ-を
作って配布するのが恒例だった。当然学者や外務省の監修を受け万全を期しても
必ずどこかの国の大使館などからクレームがきた。「この部分は我が国の領土だ
とか、海の呼称が違うとか・・」 特に北方4島、竹島、尖閣諸島については当然な
がら日本領であるから、本土と同じ色で表示していたが、必ずソ連、韓国、中国か
らクレームがきた。そのつど外務省に言ってくれとかわしていたが、しまいには面
倒になり、国境のない鳥瞰図的な自然地形を表示した世界地図に改めた。このよ
うに領土問題の難しさは一民間企業に影響を及ぼしていた。

◆戦後66年、日本は平和憲法と日米安保に守られて、近隣諸国を尻目に高度経
済成長を成し遂げ、豊かな生活を謳歌してきた。その反面、60数年前にはアジア
諸国に侵略し、戦争の被害を国の内外に撒き散らした。その責任は戦争当事者
だけでなく、残された日本人も結果的に負い続けさせられる破目になった。高度
経済成長が終焉を告げ、日本の社会が高齢化し、活力も衰退すると、にわかに
中国、韓国の力が台頭し、勢いを増したロシアも歩調を合わせるように、日本固
有の島に実質的支配力を強めたり、あるいは領有を主張し始めた。

◆去年は尖閣諸島の領有をめぐって中国と衝突、国論は沸騰したが根本的解決
には至っていない。この問題はこれからも長期に亘って引きずっていくだろう。
この他の北方領土問題、竹島問題、そして沖の鳥島問題など日本が抱える領
土問題について考えてみたいと思う。(続く)

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

 戦後の日本は米国の敗戦国と成り国としての誇りも威厳も無く
ただただ、米国の言いなりに成ってきた。
 その代償が上記に記された事、つまりはGHQの作った
日本骨抜き憲法に因るものだ。
 民主党、いきなり威勢よく日米対等を豪語したが尖閣後、
その勢いは何処へやら、今では前政権より米国寄り?、
自主憲法を創成し、軍備を整え、独立国として頑張らねば
尖閣はおろか、沖縄や周辺島々までもが
竹島化するであろう?。

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