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2010年12月23日 (木)

参議院定数是正問題

◆国会議員の選出にあたって、1票の格差の問題は昔から一向に無くならない。
最高裁まで上告されたことは何度もあったが、結局その都度、選挙区や、定数を
微修正して取り繕ってきたため、格差はまた拡がり、また裁判で争うなどの繰り
返し。その原因は言うまでもなく、国会議員自身が選挙制度、定数、区割りなど
決めているため、自分や自党の都合を第一に考え、不利な事には反対すること
に他ならない。


◆このほど西岡参議院議長が参議院の選挙制度について、全国を9ブロックに分
け、比例選挙に1本化する私案を提示した。定数そのものは取りあえず現行の
242とし、今後の議論を待つこととした。この案に対し中小政党は概ね肯定の方
向を示したが、みんなの党は定数を100とすべきだとか、社民党は全国区を残す
べきだとか、いろいろと我田引水論を言い始めている。


◆しかし肝心の民主党内の1人区選出の議員から「せっかく作った自分の地盤が
生かせれない」などの反発がでているそうだ。「何が国民の代表だ。何が国民の
暮らしを第一にする政治か!自分の立場が第一の政治ではないか!」
参議院はまだしも、衆議院では選挙制度を議論する場さえできていないそうだ。


◆今回の西岡私案では1票の格差が1.15倍になるそうでまずまずリーズナブル
と云える。本来なら厳しい財政事情を考え、議員自ら定数削減も併せて議論す
べきであるが、それを言っているとまた纏まらない。反対意見が多いほど何も決め
られない。その挙句、先延ばしの連続。この国の最近のパターンだ。そしてすべて
が「滅亡」という暗闇の世界に向かっている。それはともかく、この決められない
状態を最も喜ぶのはだれか。国会議員に最もふさわしくない連中ではないのか。


◆議員立法で選挙制度が変革できないとすれば第三者による協議機関に権限
を委譲し、その決定に従うとすべく憲法を改定すべきではないだろうか。

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コメント

 いよいよ、歳も終わりますね?、行きつけの床屋で
一年経つのが早くてね、なんて言いながら遣って来ました。
 比例一本?、大反対です。
 選挙は人を選ぶものであり、党を選ぶのではありません。
 何故なら、民主党の様に反国家的考えを持った者たちが
大勢居るので
 比例では如何してもそう云った人達が選ばれてしまう。
 やはり、名前を書けばそう言った事をも承知の上で
国民が選んだと言えるので責任が取れます。

ゆっきーさん、いつもコメントありがとうございます。今度の西岡参院議長の選挙制度改定案は、1票の格差を解消するために提案されたもので、中身の議論はこれからだと思います。ブロックを大きな選挙区として個人名記入による方法でもよいし、あるいは半数を比例代表制にしてもよいし、いろいろ方法はあるでしょう。もし政党名による比例代表1本としても国民の意に沿わない政党(現在の民主党かな?)には票は入らなくなるので御懸念には及ばないのでは?

 あるA党に入れたくても、特定のアイツは嫌って言うのもあるし、やはり、名前は大事だと思います。
 特に民主党の様に右端から左端までのイデオロギーが玉石混合では駄目だと思う。
 最も、こんなイデオロギーがバラバラな政党を政党として認める事からして異常だと思います。

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