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2010年12月28日 (火)

今年の政治総決算

◆今年ほど、政治の面で混迷を極めた年はない。しかもその混迷の中に一筋の
光明を見出すこともなく年を越し、更に悪くなる予感が漂っている。期待をもって
政権を託した民主党が実はその場しのぎの人気取り政策で、貴重な税金をバラ
マキ、借金を雪だるま式に膨らませ、国の将来を危うくする政権であることが判
明した。
◆しかし、誰もこの日本を悪くしようと思って政治をやっている人は一人もいない
だろう。みんな良かれと思ってやっているはずだ。では何故こうなったのか?
国会議員は野党はもちろん、与党の中にも政府のやり方を批判するだけ。批判
だけなら、素人の我々でもできる。肝心な政策論議は後回しで、上げ足取りや
自己の体面とメンツが第一。中には政府の失敗を喜んでいるような連中もいる。
政治の貧困と言う前に政治家の貧困そのものだ。

◆国内外の未曾有の危機に、真の政治家なら党利党略を超えて、国家のため、
国民のため赤心を投げ打って行動を起こすべき時なのに、多くの政治家は口先
で将来を愁うだけ。唯あるのは政府を批判することと、次の選挙のことばかり。

◆そんな中「立ち上がれ日本」の与謝野さんが、今の菅内閣の現状を見るに
見かねて手を差し伸べようとした。おそらく日本の将来を見据えた純粋な気持ち
だったのだろう。ところが他の仲間から民主党を利するだけだとか、そもそも理念
が違うとか・・足を引っ張られてしまった。

◆確かに今の菅さん、小沢氏を切ろうとしたのは良いが遅すぎた。逆に政倫審
に出るとして条件をつけられた。国会審議を乗り越えるため、社民党に声をかけ
たり、全く理念の違う野党に秋波を送ったり。完全に自分を見失い数合わせだけ
を考えているようだ。これではますます人心は離れていくだろう。

◆今求められていることは、確固とした将来ビジョンを掲げ、国の形を示すことだ。
具体的には財政再建の見通しと方策、将来を見据えた教育立国、あるべき外交
と国防の姿、安定した年金、医療、福祉の体制の確立等。そのための憲法の
早期策定を打ち出し、賛同するものは与野党問わずこの旗のもとに結集しよう
と真摯に呼びかけることだ。しかしそういうリーダーがいるだろうか。

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コメント

 今に成り気づいたんだけど、「そう云うリーダー」って
ひょっとして、官僚がその役割を果たして居たんじゃ
無いだろうか?。
 官僚なら国家に背く事も無く、国益と省益にがんばる!、
間違っても、売国的行動には出ない。
 だからこそ、自民党でも安泰に遣って来れたのだ?。
 ただ、「省益」に頑張り過ぎたのが政権交替に
繋がってしまったのかと?。
 そもそも、政治家は既にリーダーたる資質に値し無かったのです。

さすが、本質をついていますね。明治時代、日本が近代国家に変身しようとしたとき、その政治のリーダーは官僚機構を築いた大久保利通でした。以来日本の優秀な官僚の伝統は受け継がれますが、大戦後の日本の復活を指導して行ったのも官僚でした。しかし、ある程度日本が豊かになると、特に「田中角栄」の金権政治以降、官僚たちも自分たちの利益や省益を第一に考えるようになり政官財の癒着から、日本の堕落が始まりました。今それを直すには全く新しいこれからの官僚化もしれませんね。

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