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2010年12月21日 (火)

映画「最後の忠臣蔵」

◆忠臣蔵をテーマにした映画やドラマは今まで数え切れないほど製作されてきた。
この映画は今までのそれとは、一味も二味も違ったものだった。普通は討ち入り後
切腹するまでが大方のパターンであるが、本映画はいわば「忠臣蔵その後」といっ
た切り口で、ストーリーが進んでいく。


◆討ち入り後、大石内蔵助の命を受け、唯一人切腹せず生き残った足軽身分の
「寺坂吉右衛門」(佐藤浩市)。「後世に我らの真実を伝えよ。また残された遺族を
訪ね、暮らし向きを援けよ」と幾ばくかの金子(キンス)を預かる。以来全国の遺族
のもとを訪ね歩き、最後の一人で16年が経った。

◆もう一人、討ち入り前夜逐電した一人「瀬尾孫左衛門」(役所広司)。ひきょう者
と罵られ、世を忍ぶ姿で京の郊外に隠遁し、姫様のような女性に仕えて暮らす。
そしてその二人が運命の再会を果たす。これから先はこの映画を見る人のために
秘すが、映画は人形浄瑠璃「曽根崎心中」の上演を織り交ぜ、「武士道とは」、「忠
義とは」、「人の愛とは」・・・何か、淡々と描いていく。


◆画面は実にきれいで丁寧に仕上げ、終盤に向かって徐々に感動が湧いてくる。
日本映画の良さを100%出しきっおり、ラストシーンで初めて「最後の忠臣蔵」の
タイトルの意味が分かった。


◆この映画はアメリカ、ワーナーブラザーズも製作に関わっており、10月11日
ハリウッドでプレミアム試写会が行われた。上映終了後、スタンディング・オベー
ションが暫く鳴り止まなかったという。最近観た映画の中では「一押し」の映画
だと思う。


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