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2010年11月 6日 (土)

2010年秋奈良旅行(3)

【興福寺】
◆興福寺は今年が創建1300年に当たるとして、「五重の塔(初層)」、「東金堂及
び後堂」の公開、「興福寺国宝館」の特別公開を開催していた。さらに1300年記念
行事として先月、寺院の中心となる「中金堂」の再建立柱式を行ったばかりとのこ
とで、工事用の大枠で覆われていた。平成30年完成予定とのこと。


◆「五重の塔」は京都東寺の五重塔に次いで2番目の高さ(3m低い)だ。今の塔
は6代目で室町時代の1426年に再建されたとかで、確かに長年の風雪であちこち
相当痛んでいるように見えた。東金堂自体も国宝だが、堂内の諸仏の多くも国宝
で、中でも四隅に屹立する四天王像は平安初期のヒノキの一刀彫で、迫力ある表
情に惹きつけられる。


◆興福寺といえば国宝の宝庫として有名だが、「国宝館」は今春リニューアル・オー
プンされ美しい照明に照らされ名宝、仏像が浮かび上がっている。
有名な「阿修羅像」は八部衆の中心に置かれ、黒山の人だかり。憂いを帯びた
表情が惹きつけて止まない。金剛力士像は普通上半身の筋肉を強調したものが
多いが、展示された金剛力士像は巨大で、珍しく鎧を身に纏い、顔の表情と迫力
ある姿が迫ってくる。


【余禄】
◆東大寺大仏殿も3度目の訪問となったが、来るたびに外国人観光客が増えてい
るようだ。また奈良公園の鹿がかなり増えている印象を受けた。人混みや道路を
我が物顔に闊歩し平然としており、昔より相当厚かましくなっている。さらにそこら
じゅうに糞を撒き散らし、人が踏んづけた後が汚い。
油断していると紙袋は破られ、中のお菓子などは食べられてしまう。戦中・戦後の
食糧難時代、鹿の肉が食料に供されたこともあって、ひと頃かなり減少したらしい
が、今は明らかに増えすぎだ。いくら神様の使いかなんだか知らないが、このまま
でいいのかどうか、考えものだ。



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