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2010年10月 9日 (土)

中国人とノーベル賞

◆中国人の民主化活動家で、現在獄中にいる「劉暁波」氏にノーベル平和賞の
受賞が決まった。驚くには値しないかもしれないが、中国当局はノルウェーのノー
ベル賞委員会に同氏への受賞を阻止しようと、事前に政治的圧力をかけていた。

◆いざ受賞が決定すると、外国メディアからのニュースを部分削除するなど、国民
の目に触れないように謀った。吉報を知らされない国民は可哀そうだと思いきや、
ダライラマの平和賞受賞以来「ノーベル賞なんてくだらないものだ」と教え込まれて
いるそうだ。


◆戦後間もなく湯川博士がノーベル物理学賞を受賞した時、日本国民はどれほど
感激し、勇気をづけられたことか。普通の国であればこそ、発の受賞であればこそ
国民はこぞって祝福するところだろう。(実際には台湾人1名、外国籍中国人科学
者2名ほどいるとのこと)


◆自国に都合の悪いことはすべてNOという国であるが、今後中国内の研究者が
世界に類のない素晴らしい研究成果を成し遂げ、ノーベル賞候補に挙がった時、
やはり拒否するだろうか。答えはNOだろう。自分に都合のいい時は都合のいい
理屈をつけて無理を通す国だ。本質的には北朝鮮となんら変わらない。

◆現在大量のエリートを海外に留学させているのは国家に直接貢献する大量の
テクノクラートの養成が目的で、必ずしも研究者の養成が目的ではない。この
中国人留学生たちは勤勉であるが、独創的発想による研究分野はまだ苦手らし
い。ただこれから先、時間をかければ十分その可能性はある。むしろ日本人若手
留学生が中国人若手研究者の影にかすんでいるのが心配だ。


◆中国が世界の常識からはずれたことをすればするほど、国際世論は中国とは
距離を置くようになると思うのだが、そこはしたたかな中国のこと。西欧の先進諸
国に不満を持つアフリカ等の開発途上国を資金力で味方につけ、更に軍備を
増強。ゴルバチョフ以前のロシア体制に戻りつつあるプーチン・メドベーチェフ体制
のロシアと手を組み、アメリカと対峙する世界二分の大戦略を描いているように
見える。この道はいつか来た道。日本は濁流の中の木の葉のようなものだ。


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