2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ

最近のトラックバック

« 日本の中国との付き合い方 (1) | トップページ | 博さんが選ぶご当地叙情歌ベストコレクション (最終回) »

2010年10月20日 (水)

博さんが選ぶご当地叙情歌ベストコレクション (第6回)

◆今回は九州から2曲選んでみました。

14. 「長崎の鐘」   昭和24年 作詞:サトウ・ハチロー  作曲:古関裕而

  こよなく晴れた  青空を  悲しと思う  せつなさよ
  うねりの波の  人の世に  はかなく生きる  野の花よ
  なぐさめ はげまし 長崎の ああ 長崎の鐘が鳴る。

  召されて妻は 天国へ  別れてひとり 旅立ちぬ
  かたみに残る ロザリオの  鎖に白き わが涙
  なぐさめ はげまし 長崎の ああ 長崎の鐘が鳴る。  (以下略)


★「長崎の鐘」は自らも被爆して重傷を負いながら、被爆者の救援・介護にあた
った長崎大学医学部の永井隆博士が執筆した随筆。昭和24年1月に出版され、
当時ととしては空前のベストセラーとなった。この随筆をモチーフに同年7月サトウ
ハチローが作詞、古関裕而が作曲し、藤山一郎が美しく、格調高く歌いあげた。
永井博士は、病床についたまま平和を訴え続け、天皇陛下にも謁見し、ヘレン
ケラーも病床を見舞った。世が世であればノーベル平和賞の受賞は間違いなか
ったであろう。

(雑談)10年ほど前、長崎に帰郷した時、同窓会の後でスナックに誘われた。
「長崎の鐘」はカラオケでもよく歌われるのだろう。天井から吊るされた鐘の
ミニチュアがあり、紐を引くと綺麗な音をたてて鳴った。仲間同士、間奏に鳴らす
分には気分がでていいのだが、終わってからのど自慢よろしく連打するのは、
大笑いだった。

15. 「坊がつる讃歌」  作詞:神尾明正 補作:松本征夫 作曲:竹山仙史

  人みな花に  酔うときも  残雪恋し  山に入り
  涙を流す山男  雪解(ゆきげ)の水に  春を知る

  ミヤマキリシマ 咲き誇り  山くれないに 大船(たいせん)の
  峰を仰ぎて  山男   花の情けを  知る者ぞ   (以下略)

★「坊がつる」とは大分県の九重連山の久住山と大船山等に囲まれた標高
1200mの高さに広がる湿原のことで、阿蘇くじゅう国立公園に含まれる。この歌
はもともと戦前、広島高等師範(現広島大学)の山岳部の部歌だったが、戦後
いつの頃からか九州の山岳愛好家の間で歌われるようになったとのこと。
山の愛唱歌というものは時に作詞・作曲家等のルーツがはっきりしないものが
あり、またいくつも替え歌などもあったりするが、この歌も昭和52年の阿蘇山麓
の野外コンサートで地元の若者達が「芹洋子」の前で歌ったのがきっかけとな
った。彼女も大いに気に入って同年7月NHK「みんなの歌」で歌詞の一部を
変更して放送された。以来ルーツ探しが始まり、紆余曲折を経て標題に掲げた
作詞者、作曲者に辿りついたとのこと。

« 日本の中国との付き合い方 (1) | トップページ | 博さんが選ぶご当地叙情歌ベストコレクション (最終回) »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1299847/37314485

この記事へのトラックバック一覧です: 博さんが選ぶご当地叙情歌ベストコレクション (第6回):

« 日本の中国との付き合い方 (1) | トップページ | 博さんが選ぶご当地叙情歌ベストコレクション (最終回) »