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2010年10月17日 (日)

博さんが選ぶご当地叙情歌ベストコレクション (第3回)

◆今回は東京から2曲、といっても1曲は都下伊豆大島の歌を入れました。

7. 「花」    明治33年  作詞:武島又次郎   作曲:瀧 廉太郎 

  春のうららの 隅田川  のぼりくだりの 船人が
  櫂のしづくも 花と散る  ながめを何に  たとふべき 

  見ずやあけぼの  露浴びて  われにもの言ふ  桜木を
  見ずや夕ぐれ  手をのべて  われさしまねく 青柳を

  錦おりなす 長堤に  くるればのぼる  おぼろ月
  げに一刻も千金も  ながめを何に  たとふべき


★古き良き時代の「隅田川の桜」を歌った名曲。 明治の頃西洋音楽が入って、
クラシック音楽や歌曲が普及していったが、日本人作曲家による日本を歌った
オリジナルな歌曲を望む声が高まった。瀧はその声に最も早く応え、代表作で
ある「荒城の月」「箱根八里」「四季」などの名曲を次々と生み出していった。
「花」は「四季4曲」のひとつでもっとも有名。女学生の二部合唱の定番、子供の
頃、その清純な歌い方に憧れたものだ。


8. 「波浮の港」    大正12年  作詞:野口雨情  作曲:中山晋平

  磯の鵜の鳥ゃ  日暮れにゃ帰る  波浮の港にゃ 夕焼け小焼け
  明日の日よりは  ヤレホンニサ  なぎるやら
  
  船もせかれりゃ  出船の支度  島の娘たちゃ 御神火ぐらし
  なじょな心で    ヤレホンニサ  いるのやら    (以下略)


★昭和初期の伊豆大島は、観光とは無縁の離党であった。島の南東部にある
波浮港はわびしい漁村だった。当時東京からの船便もなく、雨情は現地に全く
行かず、地図さえも確かめずに詩を書いた。このため歌詞が現地の風景とは
異なる部分がある。立地上、夕日が見えない波浮港に「夕焼け」をみせる点や
大島には全くいない海鵜が登場したりなどがそれに当たる。しかし離れ島の
侘びしさや、はるばるきた旅人に出船の時は泣いて別れを惜しむ島の娘の
素朴な心情が多くの日本人の共感を呼び、大ヒットした。

 

  

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