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2010年9月16日 (木)

民主党、この1年間の功罪

◆昨年9月、国民の期待を集め民主党政権が誕生してから1年が経った。
政治主導、事業仕訳など「功」の部分もあるが、鳩山さんの迷走による「負」の部
分が大きかった。普天間問題や政治とカネの問題、バラマキ政策の財源問題等
で行き詰まり、過去最大の財政赤字を膨らませ、危機的状況に追い込まれた。


◆政策面には口を出さないと言った小沢さんは重要局面では影響力を使い、その
言動に政府は振り回された。菅さんに変ってから党内対立が激化し、今回の代表
選で決定的に対立。表面的にはともかく今回の人事の混迷を見ても、もはや修復
不能と思われる。


◆しかし最大の「負」の部分は外交防衛の分野だ。確固とした哲学やビジョンが
ないから、長期的戦略や展望を持てず、日米基軸を貫くのか、米国依存から脱却
するのか、ふらふらした姿勢で米国とのスキマが目立つようになった。もたもた
している間に韓国、中国などの近隣諸国は国をあげて国威発揚に努め、その間
に日本は埋没していった。

◆そんな日米間の隙をついて中国が尖閣諸島に領海侵犯してきた。日本が米国
の信頼を失い、中国からは舐められている証拠である。「ここは絶対に引かない」
という強い態度を示すと同時に対米政策の再構築を図るべきである。それとも
「事を荒立てず穏便に」と中国に気を遣いますか。「領土問題に関し、政策や哲学
の考え方で異なる意見が出てくること自体、国力の低下になる」とある識者は
言っている。


◆小沢氏は選挙後「一兵卒になって政権を支える」と言っている。そこで小沢氏
には「普天間問題と中国対策特命大臣」をやってもらおう。この難問を処理でき
る人物は剛腕を持った小沢さんしかいない。アメリカには「沖縄住民の負担軽減
のため普天間基地はグアム等に移転してくれ」と交渉し、中国には「尖閣諸島に
領土問題は存在しない。明確な日本の領土である。騒ぐではない」とはっきり
言ってもらおう。この問題をすっきり処理したならば「さすが、小沢さんだ。総理
大臣は小沢さんしかいない。是非なってください。」と国民がこぞってお願いする
ようになる。まさか尖閣諸島を国有財産だからといってどこかに払い下げ財源を
獲得しマニュフェストの実現に役立てようとは思っていないでしょうから。

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コメント

 やっと秋らしい天気に成りまして、
朝晩、半袖シャツはきつく成りました。

 さて、政権交替の功罪。
 先ずは”功”
 自民党に一定程度のお仕置きが出来ました。
 マスコミ、特にTVがこんなにも危ない報道機関だとは
思わなかった、この事をマザマザと気付かせてくれました。
 余りにも国民が防衛等の国の根幹をなす事に無関心で
なお、国とはと云う事に無頓着であったのかが分かり
怖く成りました。
 選挙に真面目に取りくむ事の重要さが分かりました。
 自民党政権時代の見えざるモノが暴露され良かったです。

 次に”罪”ですが、
 ただただ、売国政権だった事で、国益を大きく無くした事です。
 一刻も早く、売国政治からそうで無い政治の戻さないと、
本当に危険を感じます。

 正直言って、現政権が売国政策無しに自民党と同じ様な路線で
あったなら、数々の”功”が生き、今よりもっと
景気が良く成って居たと思います。

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