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2010年7月27日 (火)

世論と輿論

◆評論家の西部邁氏が「正論」7月号で「文明の敵・民主主義を撃て」の
中で共感が持てる意見を表明している。要約すれば、「世論(せろん)」
とは大衆社会にあって「世間で流行している暫時の意見」のことと断じ
ている。
◆ただし世論とは別に、民衆の中には歴史・慣習・伝統を尊重し、常識
的な判断を下す「輿論(よろん)」もあることを氏は示し、それを評価
する。輿論には「政治家に関する人物判断については大きくは的を外さず、
政策については議会の審議にひとまずまかせる」
良識や節度といった
徳性
が備わっているからだ。
◆未来は不確定で人間が間違いを犯す可能性がある以上、こうした徳性
こそ求められると主張する。要すれば、良識や節度といった徳性が備わっ
ている「輿論」が大きくは的をはずしていないと判断する政治家をもり
立て信頼することが、民主党が大敗して波乱含みの今、必要ではないか
と思いを巡らした。        (7/26付、読売新聞「思潮」より)

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コメント

 以前から、東京MX-TVの 「西部邁ゼミナール ~戦後タブーをけっとばせ~」 毎週土曜日11時~11時30分 再放送:毎週日曜日7時30分~8時00分を時々見る。
 博さんの地域では映らないかも知れないが、興味深く見て居る。
 私的に考えると一番悪いのはマスコミだ!、妙な正義感から在っては成らない”タブー”を勝手に創り、記事を選別するのだ!。
 TVを見て居る限り、大衆に迎合し、或る種の人々や外国からの批判の来ない無難な記事しかニュースに出ない。
 金まで払って見て居るNHKでさえ、全く民法と同じだ!、ネットを見ない人達はまともな選挙は出来ないと思う?。
 先ずはマスコミが”タブー”を廃止、「輿論(よろん)」を基準にした展開をしてもらわないと国民は国の舵をとれない。

確かに今のマスコミは大衆迎合すぎて、政治の本質、あるべき姿などについてまじめに取り組み、この国の向かうべき方向等、オピニオンリーダーの役目を果たすという気構えがほとんど見られません。あるのは大衆が興味を持っているであろうと、マスコミが勝手に判断した、政治家の話題や政局の行方、興味本位の視聴率稼ぎが本音で、本質的に週刊誌となんら変わらないと言ったら言いすぎでしょうか?

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