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2010年5月24日 (月)

携帯電話の話

◆携帯電話の機能が目まぐるしく進歩し、小生みたいなアナログ世代のオジンに
はついて行けない部分もある。今から15年ほど前、2台の車に分乗してグループ
で1泊旅行に出かけた。当時、肩から下げる重くて高価な携帯電話(自動車電話)
が出始めたころだった。我々には縁のない代物だった。たまたま息子が持っていた
玩具に毛が生えたようなトランシーバーを借りて持って行った。「こちらいま、○○
道路 △△あたりを走行中、どうぞ」、「了解、こちら、現在○×△あたり走行中、
あと○分で□□へ到着見込み。どうぞ」なーんて面白がってやっていたものだ。
◆21世紀の社会を漫画を通して描いた「手塚治虫」の予測はことごとく現実化して
いるが、この携帯電話だけは予想できなかったという。今では90%以上の普及率と
なり、小学生からお年寄りまで当たり前のように持ち歩くようになった。だが、便利
な半面、犯罪にも利用されるなどプラス面ばかりではなくなった。
◆先日読売新聞に「携帯電話」をテーマに読者の投稿が掲載されていた。
○海外にいる息子や孫と気軽にメールができ、楽しんでいるヤングおばあさん。
○川柳日記を携帯に書いてから寝る習慣の中年女性(こんな使い方もあるんだ)
○友達とのコミュニケーションに必携だが、出会い系サイトのメールに危険を
  感じている中学生。
○夫婦ともども持ち始めたが、夫が次第にはまっていき、夫婦の会話が減って
 ギクシャクしだした、携帯がなければ昔のようないい関係に戻れるんじゃないか
 と愚痴るヤングミセス。
○入院中に妻や家族との間で、メールや通話でどれだけ心の安らぎ、安心感を
 覚えたか、携帯は家族の宝だという79のおじいさん。
○家にいる間は毎日1~2時間サイトやメールを見たり、書いたりで勉強に費や
 す時間が少なくなって焦っている中学生。
○もっとも笑ったのは、葬式の席上、突然着信音が鳴りだした。焦れば焦るほど
 見つからない。その着信音はなんと「♪ オラハ 死ンジマッタダ、~~、
 テンゴクニイッタダ ♪」(メロディのみ) その時の気持ち、現場にいなくても
 周囲の視線が痛いほどわかるよね。
◆小生の場合、家族とのちょっとした連絡にメールや通話を利用しているが、確か
外出先では便利だ。しかし込み入ったメールや文書を書く場合は絶対パソコンだ
し、写真だって専用のデジカメに限る。ただ若い人を見ていると、電車の中、人が
集まる場所でいっせいにじっと携帯を見つめ、せわしそうに指を動かしている。
何か異常だ。特に小中学生は利用しているというよりは、携帯に利用されている
という印象を受ける。人生の一番大事な時に、じっくり本を読んだり、考えたりす
る時間が減っているようだ。そのことが、10年後、20年後、ますます格差社会を
作っていくように思えるのだが・・・。

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