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2010年5月26日 (水)

日本の官僚制度

◆日本は明治維新後、早く西欧列強に追いつけと富国強兵を国是に一丸となっ
て立ち向かって行った。その指揮をとったのが大久保利通。多くの留学生を先進
諸国に派遣し、また海外のテクノクラートを招聘し人材を育成した。
そうした中から国家を動かすエリート集団官僚組織を立ち上げ、勤勉な国民性と
相俟って短期間に先進国の仲間入りを果たした。
しかしながら一時期、軍部の台頭により方向性を誤って、暗黒時代を経たのち、
敗戦後はゼロからスタート。大久保が生み出した優秀な官僚のDNAは受け継が
れ官指導のもと、戦後の復興をわずか十数年で成し遂げた。
◆世界第二のGDP大国になり、国民の生活レベルがあがると、官僚は自分達に
も恩恵をとばかり、省庁関連の法人を次から次に立ち上げ、天下り・渡り等の手
法を編み出し無駄という贅肉で役所を太らせていった。まるで甘い樹液に群がる
昆虫のように政・官の寄生虫が大量にはびこる状態を作り出していった。
いまや、国の官僚組織がメタボから糖尿病などの深刻な成人病にかかっている
と分かっていながら、誰もどうすることもできない。ようやく事業仕分けという診断
が降りたが、美食は既得権益とばかり甘い樹液を出す木を手放したがらない。
◆国民という土壌はその樹木に栄養(税金)を吸い取られ、ますますやせ細って
いく。悪虫がよってたかって、食いつぶし、土壌がやせると、肥料を借金してまた
甘い樹木に注ぎこむ。そうして日本という土壌はいよいよ痩せていく。
◆国際的にみても日本の立場やウエィトが相対的に低くなった。ここにもかっての
官僚たちの国を背負って立つ気概のようなものが廃れ、内向き、自己中の姿勢
が目立つようになった。130年前、日本の礎を築いた大久保利通は今日の日本
の現状をどのように見ているのだろうか。

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