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2010年1月18日 (月)

邪馬台国と卑弥呼のことを考える(最終回)

◆結局、卑弥呼は卑弥呼以外の何物でもないのか。

わからないまま謎として残っていることが、我々素人でも
いろいろと推理することができる。これが歴史のおもしろ
いところかもしれない。日本の神話や伝説の世界は牧歌的
な話ばかりではない。おどろおどろしい場面も数多く登場
する。これらの神話や伝説はその後の日本人の成り立ちや
性格になにか影響を与えているのだろうか。
◆後漢書によると2世紀頃の日本には
100余りの国が乱立し
全国規模の争乱が続いていたとある。やがて
240年頃になる
と邪馬台国が周囲の小国をまとめていった。しかし卑弥呼
亡き後、男の王になったら混乱が起き、再び女王が立って
ようやく混乱が鎮まったとされている。その後、次第に
大和政権ができていったという説が一般的である。
◆このことから日本には危機のときには女性のリーダーが
必要と教えているのかもしれない。そういえば、女性天皇
は歴代
10天皇(重複があるので8人)しか即位していない
し、女性の宰相も登場したことは未だかってない。
ぼちぼち女性の総理がでてきてもいいのかもしれない。
◆まもなく建国記念の日がくる。これは戦前の紀元節の日
だが、明治
5年、日本政府が「日本書紀」の記述に基づき、
神武天皇即位の日を太陽暦に置き換えて
211日に決定
した。このことを「伝説に基づくもので根拠があいまい」
といまだ問題とする意見がある。しかし個人に誕生日が
あるように、国に建国の日があってもおかしくない。
独立記念日を建国の日とする国もあるようだが、日本の
ように古い歴史を持つ国はいつにするかは議論がまとまら
ないだろう。一度決めたのだから、これはこれでいいの
ではないだろうか。         (終わり)

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